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【京都記念/穴ライズ】前日オッズ“20倍”前後の伏兵 「大波乱演出の再現ある」

【京都記念/穴ライズ】前日オッズ“20倍”前後の伏兵 「大波乱演出の再現ある」

■ユニコーンライオン

前走は福島記念勝ちから中1週で臨んだジャパンC。例によって好スタートを決めて主導権を握ったが、終始二番手の馬にプレッシャーを掛けられる逃げ馬にとっては苦しい展開が響き、直線半ばで脚色を失って16着に敗れている。敗れはしたが、ライバルは日本トップクラスの強力メンバー。情状酌量の余地はある。

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2走前の福島記念では、マイペースの逃げ切り勝ちで重賞2勝目をマーク。戦前は10番人気という低評価だったが、これを覆す走りを見せている。初重賞制覇となった2021年の鳴尾記念でも、8番人気と伏兵勢の一角だったが、2着ショウナンバルディに3馬身半差をつけての完勝劇を披露。他馬からマークされづらくなる人気薄の時こそ、買い時の一頭だ。

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今回は1回阪神開催の開幕週で、芝の馬場状態がいいことは逃げ戦法のこの馬にとってプラス。さらにキャリア24戦のうち、最もタッグを組んでいる坂井瑠星とのコンビ復活も激走を後押ししそうだ。阪神芝2200mは2021年の宝塚記念で、GI馬を相手に2着に好走した相性のいい舞台。大波乱演出の再現はある。

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穴馬予想

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追い切り

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血統予想

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。


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