【中山記念/危険な人気馬】GI好走馬は“消し”評価 「好走→凡走のパターンに該当」

 

【中山記念/危険な人気馬】GI好走馬は“消し”評価 「好走→凡走のパターンに該当」

第97回中山記念(GII、芝1800m)は、チャレンジC連覇で勢いに乗るソーヴァリアント、マイルCS・香港Cで連続2着と、近走充実のGI馬ダノンザキッド、秋華賞馬スタニングローズや、一昨年の覇者ヒシイグアスなど、GI級の馬が勢ぞろいし、伝統の古馬中距離GIIらしい、見応えのある一戦となりそうだ。

そんな中、再度GI獲りへ復権を狙うダノンザキッドが、今回の「危険な人気馬」の標的となる。

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■香港C好走→中山記念敗戦、歴史は繰り返す

かつての2歳チャンピオン・ダノンザキッドが、再び上昇気流に乗っている。2020年のホープフルSを制し、さらなる飛躍が期待されたが、3歳時は善戦止まり。昨年は中山記念で1番人気7着に敗れるなど、その輝きは失ったかに思われたが、関屋記念3着を境に復活。毎日王冠3着から臨んだマイルCSで、勝ち馬から0秒2差の2着、続く香港Cでは、地元の強豪ロマンチックウォリアー相手に2着と善戦してみせた。

今回は香港遠征から休養明けの一戦。過去10年の中山記念、前走別成績で、香港帰りのパターンを紐解くと、【1.1.1.6】と、まずまずの結果を残しているが、その詳細を見てみると、レース別によって事情が異なる。3着以内に好走した3頭は、香港マイル【1.0.1.2】と香港ヴァーズ【0.1.0.1】からの臨戦のみ。ダノンザキッドと同様、香港Cからの臨戦は【0.0.0.3】と、すべて着外に敗れているのだ。

その内訳は、
2014年 トウケイヘイロー 香港C2着→中山記念1番人気6着
2019年 ディアドラ    香港C2着→中山記念1番人気6着
2020年 ウインブライト  香港C1着→中山記念3番人気7着
と、いずれも香港Cで好走しながら、中山記念では人気を集めて敗戦している。ダノンザキッドも香港C2着→中山記念のパターン。前記の例にならえば、同じ結末が待ち受けているかもしれない。

また、中山記念過去10年の優勝馬延べ10頭はすべて、近3走以内に、芝1800m~2200mまでの中距離重賞で勝ち星を挙げている。GI連続2着と上昇ムードにあるダノンザキッドだが、2歳ホープフルS以来、勝ち星から見放されている点もマイナス材料。昨年同様、人気を集めるも敗戦、という結果が予想される。以上のような懸念材料があり、人気を集めそうな今回のダノンザキッドは、思い切って「消し」でいきたい。

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著者プロフィール

石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。

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