【RIZIN】朝倉未来 vs.牛久絢太郎のケージファイトは“金網際の攻防”に注目 「牛久に負ければ引退」の結末は……

 

【RIZIN】朝倉未来 vs.牛久絢太郎のケージファイトは“金網際の攻防”に注目 「牛久に負ければ引退」の結末は……
フェイスオフする牛久絢太郎(左)と朝倉未来 撮影:SPREAD編集部

格闘技団体「RIZIN」は3日、都内で記者会見を行い、4月29日に国立代々木競技場 第一体育館で開催される『RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI』の対戦カードを発表。

元フェザー級王者の牛久絢太郎とメインで対戦する朝倉未来は「途中でボクシングとかして、明らかに強くなってる実感がある。次の試合はすごく自信があります。2ラウンド以内に絶対KOします」とKO宣言した。

◆朝倉未来 vs. 平本蓮は「十分見たいと思えるカード」と榊原CEOが言及 「ブレイキングダウンみたいにならないように」

■ケージファイトでの実戦経験の差は勝敗に影響するか

朝倉にとって今回の牛久戦は、一昨年の年末に行われた「RIZIN.33」の斎藤裕戦以来、約1年半ぶりのMMA復帰戦となる。昨年はメイウェザーとのボクシングマッチを経たこともあり、「蹴りでのKOが多かったが、パンチでも効かせられるようになっている実感がある。パンチのテクニックが上がったからこそ、蹴りももっと決めやすくなった」と自信を覗かせる。

そんな朝倉との対戦を元王者・牛久は「朝倉選手と僕ってタイプが違うからこそ、この試合はすごく勝負論があると思います。僕の集大成、すべてをぶつけます」と迎え撃つ覚悟だ。

「RIZIN LANDMARK」は「RIZIN」シリーズで唯一、ケージ内での対戦となるが、朝倉は「RIZINではケージは初めてだが、そもそもジムがケージだし、ケージのほうがテイクダウンディフェンスがしやすいので、僕的にはケージのほうがやりやすいなと思います」と欠点にはなり得ないと主張。対する牛久は「僕はDEEPのときからずっとケージでやってるんで、ケージのほうが得意です」とDEEP王者としての貫禄を見せつけた。

牛久はDEEPとRIZINの元二冠王者。スイッチヒッターでありオールラウンダーの牛久は、相手選手の分析や戦術面に長けており、打撃は体幹を生かした“一発”があるものの、単打が多くフィニッシュ率は30%と高くない。しかしテイクダウン技術も高く、何より実践にブランクのある朝倉よりもケージに慣れているという点で、勝敗を左右する可能性がある。

同カードは昨年末の「RIZIN.40」のリング上で対戦が発表された。朝倉は同日、自身のYouTubeを更新し「牛久選手に圧勝したらクレベルに再戦できるかもしれないということで戦いを決めました」、「牛久選手に負けるような状態であれば引退だろう」と覚悟のほどを述べていただけに、試合の行方と今後の動向に注目が集まる。

◆朝倉未来「眼中にない」と平本蓮の“通訳煽り”を一蹴も、場内からは「面白かった」の声

Advertisement


◆青木真也「朝倉がどこまで戦えるのか分からない…」 平本 vs 斎藤、牛久 vs 未来を分析

◆【RIZIN.41】「ところでお前喧嘩すんの?」皇治、芦澤竜誠と舌戦の果て乱闘、最後はゴム手袋で応戦「お前と触れ合うときは必要やねん」

文●SPREAD編集部

スクロールすると広告の後にコンテンツが続きます