3月8日に開幕を迎えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表・侍ジャパンは4日、バンテリンドームナゴヤでの中日ドラゴンズ第2戦に臨み、4-1で勝利を収めた。
◆【実際の映像】佐々木朗希、大谷翔平に並ぶ日本人最速165キロ 初回に見せた圧巻投球
■投手陣が1失点と好リレー
侍ジャパンは先発した佐々木朗希が、初回に165キロをマーク。大谷翔平が日本ハム時代の2016年に記録した日本人最速に並んだ。佐々木は3回を投げ、1安打3奪三振と好調を維持する。
攻撃陣では1番に抜擢された近藤健介が3回表にタイムリー二塁打を放ち先制すると、7回表には岡本和真が柳裕也のカットボールをレフトスタンドへ。侍ジャパンの壮行試合では第1号となる一発を放つ。
さらに、8回表にはサポートメンバーの万波中正(北海道日本ハムファイターズ)が中翼への2ラン本塁打を放ちダメ押し。投げては佐々木の後を受けた宮城大弥、高橋宏斗、伊藤大海のリレーで1失点と好リレーで逃げ切った。
前日は投手陣が乱れた侍ジャパンだったが、この日は攻守に安定した戦いを見せ、中日相手に雪辱を果たした。
◆【実際の映像】岡本和真、壮行試合チーム第1号 柳のカットボールを捉えたレフトへの勝ち越し弾
◆侍ジャパンは「MLB以外のレベルの高い選手が最も多い」 公式記者が「上位に位置する3チーム」と評価
◆米メディアが優勝オッズ発表 侍ジャパンは投手力評価、識者は“大本命”の問題点指摘「不運に見舞われた」
文●SPREAD編集部