【MLB】千賀滉大、オープン戦初登板でWBC米国代表を手玉 メッツ指揮官は「彼を誇りに思う」と絶賛

 

【MLB】千賀滉大、オープン戦初登板でWBC米国代表を手玉 メッツ指揮官は「彼を誇りに思う」と絶賛
オープン戦初登板を果たした千賀滉大 (C) Getty Images

ニューヨーク・メッツ千賀滉大が5日(日本時間6日)、米フロリダ州ジュピターで行われたセントルイス・カージナルスとのオープン戦に先発登板。2回を投げ1安打1失点、2奪三振2四球だった。米複数メディアが試合の様子を報じている。

■“お化けフォーク”で三振奪う

オープン戦初登板となった千賀。初回いきなり2者連続四球で無死一、二塁のピンチを背負った。しかし、昨季MVPの3番ポール・ゴールドシュミットを遊飛、4番ノーラン・アレナドを右飛に打ち取ると、続くジョーダン・ウォーカーを“お化けフォーク”で空振り三振に仕留め、切り抜けた。

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ワールド・ベースボール・クラッシックWBC)に米国代表として出場する3、4番を抑え、5番に入った売り出し中のトップ・プロスペクトも寄せ付けなかった千賀。2回は先頭を直球で見逃し三振、次打者を二ゴロに打ち取り2死を奪った。しかし、8番トレス・バレラにはカーブを捉えられ、左翼にソロアーチを浴びた。9番メイシン・ウィンは二飛に抑え、予定の2回を投げ切ったところで降板した。

千賀は試合後、オープン戦初登板について「すごく楽しかった」と話し、初回の2者連続四球については「緊張によるものではない」と否定した。「相手の3、4番はすごい打者だし、実戦で対戦できることに興奮していたが、いざマウンドに上がるとピッチクロックのことで頭がいっぱいになり、“あと何秒”とか思うとあまり楽しめなかった」と振り返り、新ルールへの対応を今後の課題に挙げた。

■新ルールへの対応も「解決できる」

それでも落ち着いたマウンドさばきを見せ、カージナルスの強力クリーンアップを封じた千賀について、メッツのバック・ショーウォルター監督は「良い初登板だった。私は彼を誇りに思う。変化球も良かったし、速球もしっかりとしていた。彼の投球レパートリーも気に入った」と合格点を与えた。気になるピッチクロックへの対応については「(今日の試合でも)最初は慣れていなかったが、その後は落ち着いていた。彼はいい選手だし、頭がいいので、きっと解決してくれると思う」と期待を寄せた。

ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も自身のTwitterを更新。千賀が三振を奪ったシーンの映像とともに「コウダイ・センガ、83マイル(約134キロ)のゴーストフォーク」「98マイル(約158キロ)の直球をストライクゾーンいっぱいに決め、(グラブを叩いて)自分に拍手を贈った」とつづり、投稿した。

ついに実戦デビューを果たした千賀。WBC米国代表の強打者を打ち取るなど、その実力に偽りのないところを見せつけた。

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文●SPREAD編集部