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【WBC】年俸格差で眺める6年ぶり世界一大会 日本は148億、ドミニカ共和国は254億、米国は…

 

【WBC】年俸格差で眺める6年ぶり世界一大会 日本は148億、ドミニカ共和国は254億、米国は…
WBCアメリカ代表キャプテンを務めるマイク・トラウト (c)Getty Images

野球世界一を決める「ワールド・ベースボール・クラシックWBC)」の第5回大会が8日、開幕する。我らが日本代表・侍ジャパンは今回、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)やダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)らMLB組と山本由伸(オリックス・バファローズ)、村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)ら日本プロ野球組が融合した“ドリーム・チーム”と言える陣容をそろえ、2009年の第2回大会以来、3大会14年ぶりの優勝を狙う。

◆桁外れの金額はまさに世界最高峰…驚愕のWBCアメリカ代表メンバー年俸一覧

■侍ジャパンは世界一ではない

本大会は20チームで争われるが、その中で日本が優勝候補の一角であることは間違いない。過去4大会の日本代表チームと比べても、選手の質、量、実績、スター性、いずれも優れていると感じるものは多く、「過去最強」の呼び声が高いのも頷ける。何より、ラインナップを見た時の“ワクワク感”が、日本のファンの期待を大きなものにしている。

ヒーローインタビューを受ける侍ジャパンの大谷翔平(C) Getty Images

だが、客観的に見て、日本が優勝候補ナンバーワンではない。アメリカのスポーツベッティング会社「FOXベットライブ」が1月末に発表した優勝オッズでは、1位がドミニカ共和国(3倍)、2位がアメリカ(3.5倍)で、日本は3位(4.5倍)。以下、4位がプエルトリコ(12倍)、5位がベネズエラ(17倍)と続いた。3月に入ってアメリカのスポーツブック「PointsBet」が発表した優勝オッズでも、1位がドミニカ共和国(3.5倍)、2位がアメリカ(3.75倍)、3位が日本(4倍)となり、4位で韓国とベネズエラ(11倍)が並んだ。

そして、その優勝オッズ以上に「大きな差」があるのが、選手たちの「年俸」である。

今オフ、ダルビッシュ有(パドレス)が6年総額1億800万ドル(今季は2400万ドル=約32億4000万円)の大型契約を結んで話題となり、“二刀流”を完全に確立させた大谷翔平(エンゼルス)は昨季の年俸550万ドルから一気に3000万ドル(約40億円)へと大幅アップ。

日本では今オフにFA移籍した近藤健介(ソフトバンク)が年俸7億円でトップとなり、2年連続沢村賞の山本由伸(オリックス)が年俸6億5000万円、三冠王の村上宗隆(ヤクルト)が年俸6億円で続き、今回のWBCメンバー30人の年俸総額は約148億1600万円に上る。鈴木誠也が出場していれば170億円を超えていたが、十分に「過去最強」の証拠になっていると言える。

◆金額も史上最強・侍ジャパン選手メンバーの年俸一覧

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■年俸30億円以上がずらりの米国打線

しかし、「上には上」がいる。大会連覇を狙うアメリカは、今オフに9年総額3億6000万ドル(年平均4000万ドル=約54億円)の契約を結んだアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が不参加だが、MVP3度のマイク・トラウト(エンゼルス)や世界最高の三塁手であるノーラン・アレナド(セントルイス・カージナルス)、昨季ナ・リーグMVPのポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、MLB最強捕手のJ.T.リアルミュート(フィラデルフィア・フィリーズ)、走攻守揃った5ツールのムーキー・ベッツ(ロサンゼルス・ドジャース)と年俸30億円を超える選手がズラリと揃う。その総額は約469億4650万円となり、日本の3倍以上になる。

優勝オッズ1位のドミニカ共和国を見ても、昨季MLBでサイ・ヤング賞を受賞したサンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)は、まだ年俸630万ドル(約8億5000万円)に留まっているが、2021年本塁打王のブラディミール・ゲレーロJr.(トロント・ブルージェイズ)は年俸1450万ドル(約19億6000万円)、MLBオールスターの本塁打競争で優勝したフアン・ソト(パドレス)は年俸2300万ドル(約31億円)。そして30歳で通算283発を誇るマニー・マチャド(パドレス)は大谷と並ぶ年俸3000万ドル(約40億円)。チーム総額年俸は約254億円で日本を上回り、2013年の第3回大会以来の優勝を狙う。

侍ジャパンの宇田川優希、年俸下剋上なるか (C) Getty Images

果たして侍ジャパンは、この「年俸差」を覆して3度目の頂点に輝くことができるのか。また、「下」を見ると、年俸1700万円の宇田川優希(オリックス)が今回の侍ジャパンメンバーの中で最も年俸が低く、過去のWBC日本代表の中でも2009年の亀井義行(当時読売ジャイアンツ/年俸3000万円)を下回る「過去最安」の選手となっている。宇田川が年俸100倍以上の打者を封じるシーンがあれば、実に爽快だ。大会開幕まで残り1週間を切った。サムライたちの「年俸以上」の働きを期待したい。

※年俸はいずれも推定

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提供●Baseball Times