【金鯱賞/WIN5】アネモネSは想定”2桁”人気で一発を狙う シメは金鯱賞”一点突破”

 

【金鯱賞/WIN5】アネモネSは想定”2桁”人気で一発を狙う シメは金鯱賞”一点突破”

12日に金鯱賞(GII、中京芝2000m)を含めたWIN5対象レースが行われる。

JRAが指定する5つのレースで1着馬を当てるWIN5は、過去に5億円超えの高額配当を記録したこともある、まさに夢の馬券。先週は、的中票数28票、払戻金18,041,510円という今年2番目となる高配当を記録した。

ここでは対象レースの過去10年データをベースに、WIN5を攻略する。

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■WIN1)阪神10R・甲南ステークスは前走実績を重視

過去10年の脚質傾向では、逃げ【2.2.0.7】、先行【5.3.1.26】、差し【1.3.8.39】、追込【2.2.1.34】と前有利となっている。昨年も6番人気のレザネフォールが好スタートを決めてハナを奪い、そのまま逃げ切り。2着には好位追走から最終直線で鋭さを見せた8番人気のゴールドティアが入線した。

また勝利を挙げた先行馬は、良・稍重馬場で上がり3Fを36秒台の脚を見せているという共通点もある。今回の出走馬の中では、前走・同コースで行われた2勝クラスで番手から上がり3F36秒4という脚で勝利したジューンアマデウスが該当する。

差し・追込の場合は、過去の傾向からハイペースなレース展開且つ上がり3F36秒前半を記録することが一つ条件となりそうだ。今回の出走馬で条件に当てはまるのは、前走・金蹄Sで後方から上がり3F最速の35秒3の末脚を見せたテンカハルが該当。

以上のデータから甲南Sはこの2頭が有力となる。

ジューンアマデウス
テンカハル

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■WIN2)中山10R・東風Sは先行馬狙い

脚質傾向をみると逃げ【2.1.0.7】、先行【3.7.1.26】、差し【3.2.6.41】、追込【2.0.3.35】。一見するとどの脚質でも可能性はありそうだが、直近5年のデータでは逃げ【2.0.0.3】、先行【3.4.0.12】。リステッド競走に繰り上がってからは差し・追込が決まらない傾向となっている。

過去5年間で勝利した馬の上がり3Fタイムは良馬場で34秒5以内となっており、これが本レースにおいて基準となりそうだ。

また人気傾向を見ると過去10年で1番人気が1着となったのは2017年のグレーターロンドンのみ。昨年も5番人気のボンセルヴィーソが最終直線で番手から抜け出し勝利するなど、例年決して人気通りの決着とはならない様相を呈している。

以上を踏まえると、本レースは先行馬を手広く押さえておくのが攻略のカギとなる。今回の出走馬の中で有力なのはエピファニーゾンニッヒラインベックノルカソルカの4頭。これらの出走馬を押さえ、WIN2攻略を目指す。

エピファニー
ゾンニッヒ
ラインベック
ノルカソルカ