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【金鯱賞/追い切り診断】重賞未勝利組で“最上位”の「A」評価 「勝ち負けを意識できるデキ」

【金鯱賞/追い切り診断】重賞未勝利組で“最上位”の「A」評価 「勝ち負けを意識できるデキ」

■プログノーシス

【中間調整】3歳春の毎日杯ではシャフリヤールのレコード駆けに0秒3差まで迫る3着と素質の片鱗を見せた。その後は心身の成長を優先し、休養を取りつつ自己条件を3連勝。オープン入り後はカシオペアSで2着、前走・中日新聞杯で4着と詰めの甘さはあるものの、通用する力があるところを示している。前走後は短期放牧を挟み、金鯱賞を本線に1月23日に帰厩。27日に坂路ラスト2F12秒7-12秒3(馬なり)と、しっかり加速し緩みのないことをアピールした。その後順調に気配を上げてきたことから、2月22日にオーナーサイドが正式に金鯱賞出走をアナウンス。3月1日の1週前追いではコンビ再結成となる川田将雅騎手を背にCW3頭併せ。格下2頭相手ではあったが、直線では余力を残した手応えであっさり抜け出す豪快な動きを見せた。時計も3F36秒2-1F11秒1(強め)と文句なし。

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【最終追い切り】仕上げを任せれている西村淳騎手が騎乗し、坂路単走。軽めでバランス確認に徹するような調整だった。道中はいい意味で遊びがあり、ラストの仕掛けにはいい反応を見せて伸びる。気持ちを乗せてしっかり体を沈めていたのは好感。

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【見解】これまで間隔を取りつつ使われてきた馬で、今回の中12週に関しても陣営、そして馬自身ともに慣れたものということか、順調に気配を整えている。今後のGIを見据えているため若干の遊び、バッファを残していそうだが、今回の相手関係なら十分勝ち負けを意識できるデキ。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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