【フィリーズR/穴ライズ】単勝オッズ“20倍”以上の盲点 「距離短縮で巻き返し可能」

 

【フィリーズR/穴ライズ】単勝オッズ“20倍”以上の盲点 「距離短縮で巻き返し可能」

■イティネラートル

昨年暮れの前走・阪神JFは、前半から積極的に出して2番手から進めたが、直線で後続に捕まって13着。自身初めてのマイル戦で、ライバルも強力とあって本来この馬が持つ軽快なスピードを活かすことができなかった。この馬の走りをしておらず、適条件で見直したい一頭。

◆【フィリーズレビュー2023予想/穴馬アナライズVol.1】前日“10人気”前後の伏兵 「この条件替わりは一変の気配」

自身2戦目となった1200mの未勝利戦で逃げ切り勝ちを飾ると、フィリーズレビューと同条件となる阪神芝1400mで行われた2走前りんどう賞でも逃走V。これまで先手を取ったレースでは後続に交わされたことがなく、自分のリズムを守れれば相当強い。距離短縮で巻き返し可能だ。

今回は1番枠に入ったが、2019年には同じく1番枠だったノーワンが12番人気ながら勝利を飾るなど、過去10年で1枠の複勝率は26.3%とトップ。ロスなく進められる絶好枠を引き当てたのはプラスだろう。人気薄特有のノーマークからの逃げ切り勝ちに期待したい。

金鯱賞2023予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】重賞未勝利組で“最上位”の「A」評価 「勝ち負けを意識できるデキ」

◆【追い切り診断】プログノーシスを上回る「S」の最高評価 「さらに上昇し目下絶好調」

◆【追い切り診断】前走惜敗の人気一角は高評価 「上限を探るかのような強い攻め」

◆【追い切り診断】上位人気に不満の「B」評価 「良化してきていいはずが…物足りない」

▼データ攻略
◆【データ攻略】重賞馬に驚異の“連対率8割超” 絶好の条件で目論むリベンジ

◆【データ攻略】人気一角に「1.0.3.0」の追い風 展開面含め「軸信頼度は高い」

◆【データ攻略】想定“10人気”前後の兵に“馬券内率7割超” 「持ち時計」を武器に一発狙い

◆【データ攻略】前走2桁着順の馬に“印”は必要 「5.4.1.3」と2つの理由

◆【WIN5】アネモネSは想定”2桁”人気で一発を狙う シメは金鯱賞”一点突破”

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】想定“6人気”前後の伏兵 「戦ってきた相手を考えれば当然買い」

◆【危険な人気馬】重賞好走馬は“バッサリ”消し ここが買えない「2つの理由」

▼騎手データ
◆【騎手データ】人気落ちの重賞馬に警戒も 頭は連対率“100%”の人馬

▼血統傾向
◆【血統傾向】成長途中の5歳馬に好走の予感 条件合致で「4.0.0.6」の追い風

◆【血統傾向】実績上位が想定オッズ“2桁”の妙味 単回収値「1594」は無視できない

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】7枠のフェーングロッテンに“逆風” 単回収値トップ「1270」の好枠に伏兵が入る

◆【前走ローテ】主力形成のGIII組に黄信号 馬券内率“8割”超の王道とは

◆【脚質傾向】差しは最多5勝も後方一気はNG 好走条件は4角9番手以内

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。

izukawaya