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【皐月賞/人気傾向】ソールオリエンスかファントムシーフか、1人気に“警鐘” 狙いは「重賞Vで人気落ち」

【皐月賞/人気傾向】ソールオリエンスかファントムシーフか、1人気に“警鐘” 狙いは「重賞Vで人気落ち」
[皐月賞]過去10年の人気傾向

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16日に中山競馬場で行われる第83回皐月賞(GI、芝2000m)の過去10年データを紹介する。

共同通信杯を制したファントムシーフ、京成杯で2戦2勝としたソールオリエンス、重賞3連続2着のトップナイフ、弥生賞勝ちのタスティエーラ、3連勝できさらぎ賞を制したフリームファクシなどが出走予定。

ここでは予想のヒントになる「人気傾向」を分析していく。

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■1、2人気は絶対の存在にあらず

過去10年、1番人気は【3.1.2.4】勝率30.0%、連対率40.0%、複勝率60.0%。昨年はドウデュースが3着に入ったが、2021年はダノンザキッドが15着と大敗している。

連対した4頭は「前走・1番人気1着」という共通点があり、2020年のコントレイル、19年のサートゥルナーリア、14年のトゥザワールド、13年のロゴタイプが該当。前述のドウデュースとダノンザキッドは、前走1番人気で敗れていた。

今年は、前走・京成杯を2番人気で制したソールオリエンス、前走・共同通信杯で3番人気で制したファントムシーフが想定1、2番人気。しかし、2頭は前走が2番人気以下での勝利であり、過去の連対馬とは条件が異なる。

2番人気は【2.2.0.6】勝率20.0%、連対率・複勝率40.0%。しかし、エフフォーリアが優勝した2021年以前は5年連続で馬券外であり、昨年もダノンベルーガが4着に敗れた。

むしろ、3番人気は【1.3.2.4】で勝率は10%と低いが、複勝率60.0%は1番人気と並ぶトップタイ。直近5年間で3頭が馬券内と、軸としては信頼が置ける。今年は横一線だが、トップナイフフリームファクシタスティエーラのいずれかが3番人気か。

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■前走・重賞Vで人気落ちに妙味

警戒したいのが【1.1.3.5】の8番人気を含む6~10番人気のゾーン。2021年には8番人気タイトルホルダーが2着、6番人気ステラヴェローチェが3着、20年は8番人気ガロアクリークが3着と、近年穴を開けている。これらの馬は前走・重賞で勝利していたが、前走よりも人気が落ちていることが多く、今年はベラジオオペラが該当しそうだ。

過去10年で1+2+3番人気の組み合わせは1回。1+2番人気は2回、1+3番人気は5回、2+3番人気は2回だった。2017年、18年は4番人気以下の3頭で決着。2017年は、3着に12番人気ダンビュライトが入り3連単100万円超えを記録したが、2桁人気が馬券に絡んだのはこの1回のみであり、過度の大穴狙いは避けたい。

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文●SPREAD編集部


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