ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に「3番DH・投手」でスタメン出場。6回3安打8奪三振1失点で、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。打撃では、2打数1安打1打点2四球となっている。
◆大谷翔平、6四死球の大荒れも6回8奪三振1失点で今季初勝利 7回に技ありタイムリーで投打に躍動
■制球に苦しみ先制点許す
今季初勝利をかけ登板した初回、大谷は2つの四球を与えると、3番のユジニオ・スアレスにタイムリーヒットを許す。不安定な立ち上がりも、この回を1点でしのぎ切る。
その後も制球が定まらず、球数をついやすが尻上がりに調子を上げ6回には3者連続三振を奪い、この回をもってマウンドを降りた。
大谷は、投球数111球(ストライク64球)3安打6四死球8奪三振1失点、最小失点で初勝利の権利を持って退いた。最速は98.0マイル(約158キロ)。
打者としては、7回の第4打席でレフトへのタイムリーヒットを放ち、自らを援護する4点目をもたらした。ここまで2打数1安打2四球1打点の成績。
試合はエンゼルスが4-1でリードしている。
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文●SPREAD編集部