ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は11日(日本時間12日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたワシントン・ナショナルズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。打っては4打数1安打、投げては7回1安打6奪三振無失点の活躍で今季2勝目をマークした。
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■修正力で“課題”をクリア
前回の二刀流出場では、投打でピッチクロック違反を取られるなど6四死球と制球に苦しんだ大谷だが、今回は修正に成功、7回無失点でマウンドを降りた。
大谷は1、2回で3四球を献上するも3三振を奪い無失点に抑えると、3回はこの試合で初の3者凡退に抑える好投。
4回には四球と二塁打で2死二、三塁とピンチを招くも、続くチャビスを内野ゴロに打ち取りピンチを脱した。その裏、大谷の左前打などで打線が繋がり、エンゼルスが先制。
5回は先頭打者を死球で出塁させるも後続3人を10球で仕留め無失点を継続。6回は2奪三振、7回も3人を10球で切ってとった。大谷は、投球数92球(ストライク55球)で、2勝目の権利を持って降板。今季ここまでで防御率0.47と驚異の数字をマークするおまけ付きだ。
打者としては、第2打席で相手先発ジョザイア・グレイのカットボールを左前に運んで自身最長34試合連続出塁をマーク。今季ここまで打率.306、11安打8打点と好調を維持している。
6回裏にはルーキー捕手・オホッピーが今季4号ソロで大谷を援護、貴重な追加点をあげた。
試合はエンゼルスのブルペン陣が8回、9回をぴしゃりと抑え2-0で勝利。今季初の連敗から脱した。
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文●SPREAD編集部