【女子ゴルフ】岩井明愛が逆転で初優勝、双子Vはツアー史上初 KKT杯バンテリンレディス最終日

 

【女子ゴルフ】岩井明愛が逆転で初優勝、双子Vはツアー史上初 KKT杯バンテリンレディス最終日
逆転でツアー初優勝を飾った岩井明愛(C)Getty Images

女子プロゴルフの国内第7戦・KKT杯バンテリンレディスオープン(熊本県・熊本空港カントリークラブ / 6523ヤード、パー72)は16日、最終ラウンドを行い、2位で出た岩井明愛が2バーディ、2ボギーの72で回り、通算7アンダー、逆転での初優勝を飾った。妹の千怜が昨季2勝を挙げており、ツアー史上初の双子優勝を達成した。

◆【実際の映像】岩井明愛、逆転でバンテリンレディス制してツアー初V 史上初の双子優勝達成の瞬間

■岩井が申との一騎打ちを逆転で制す

最終日前半は一進一退の戦いが繰り広げられた。

1打差の単独首位で出た申ジエ(韓国)は2番で3パットのボギーが先行、5番バーディとしたものの、2位の岩井に二度にわたって追い付かれる。7番で三度単独首位に立った直後の8番パー3、ピン奥1メートルにつけるスーパーショットが炸裂。このホール、申がバーディ、岩井がボギーで、3打のリードを持ってバックナインへ向かう。

後半早々の難関10番で岩井がバーディを奪うと、流れが一気に変わる。

11番パー5で、申はティーショットを右バンカーに。ユーティリティーを選択した2打目がバンカーあごに当たるミス。結局、このホール、5オン2パットのタプルボギーで、申と岩井が7アンダーの首位タイに並んだ。

13番パー3では両者ともグリーンを外す。申が2オン2パットのボギーとする一方、岩井は右バンカーからのナイスリカバリーでパーセーブに成功。ついに岩井が単独首位に立つ。以降パーセーブが続き、1打差のまま、決着は最終18番パー5へ。

ともに3オンし、遠いほうの申が先にバーディパットを打つも決まらず、岩井は2パットでも優勝という場面に。惜しくもバーディは逃したが、落ち着いてパーパットを沈め、笑顔で両手を高々と突き上げた。妹の千怜が駆け寄ると、姉妹は涙で抱き合った。

それにしても、元世界ランク1位の申との一騎打ちを逆転で制した岩井のプレーは称賛に値する。岩井は優勝スピーチで、「今日一日、(申)ジエさんと(葭葉)ルミさんと回れて、すごく幸せな時間でした。ありがとうございました。ゴルフファンの皆様の応援は、私たちに力をくれると感じられた一週間でした」と振り返った。

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■主な上位選手順位

上位選手の主な順位は以下の通り。

優勝 / 7アンダー / 岩井明愛
2位タイ / 6アンダー / 穴井詩、野澤真央、申ジエ
5位タイ / 5アンダー / 櫻井心那、脇元華、後藤未有、安田祐香、林菜乃子
10位タイ / 4アンダー / 上田桃子、有村智恵、浜崎未来、高橋彩華

なお、ローアマは20位タイ、通算2アンダーで吉田鈴が獲得した。

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文●河野道久

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