ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は21日(日本時間22日)、本拠地カンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番DH・投手」で先発出場。7回2安打11奪三振無失点の好投で今季3勝目を挙げた。
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■中3日でのマウンドで躍動
大谷は前回17日(同18日)、ボストン・レッドソックス戦で先発登板も、雨のため2回をもってマウンドを降りた。この日、中3日で今季5度目のマウンドに臨んだ大谷は立ち上がりから制球が安定し、速球と変化球のコンビネーションで三振の山を築った。
味方の2点援護を得た4回には制球が乱れるが、ピンチで迎えた4番のサルバドール・ぺレスをダブルプレーに打ち取りピンチを防いだ。
さらにギアを上げた大谷は6回から圧巻の6者連続三振の快投。今季2度目の2桁奪三振を記録。7回を投げ終えたところで降板した。
大谷は102球(ストライク66球)を投げ、2安打11奪三振2四死球無失点で防御率は0.64。最速は100.2(約161キロ)を記録する圧巻のマウンドだった。
大谷は打っては8回の第4打席に中前打を放ち、4打数1安打。打率は.268となった。
試合はエンゼルスが2-0で制し、大谷は無傷の3勝目を飾った。
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文●SPREAD編集部