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【MLB】ダルビッシュ有はサイズ鎌ヶ谷、酸素不足、変化しない投球、暑さの四重苦で3被弾も9奪三振 メキシコ・シリーズ

 

【MLB】ダルビッシュ有はサイズ鎌ヶ谷、酸素不足、変化しない投球、暑さの四重苦で3被弾も9奪三振 メキシコ・シリーズ
メキシコシティ―で初登板したダルビッシュ有(C)ロイター/USA TODAY Sports

サンディエゴ・パドレスダルビッシュ有が30日(日本時間5月1日)、メキシコシティーで行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に先発登板し、6回9安打(3本塁打)4失点、9奪三振でマウンドを降りた。3-4と1点ビハインドの段階で降板したが、チームは6-4で逆転勝ち。黒星を免れたダルビッシュは今季1勝2敗で防御率3.60となっている。

◆【実際の映像】「サイズが鎌ヶ谷なんですよね」ダルビッシュ有、標高2200メートル、メキシコ登板での奮闘劇

■富士山5合目に相当する高地

今回のパドレス・ジャイアンツ2連戦はメキシコでの開催。試合会場となった首都メキシコシティーは標高約2300メートルで、富士山5合目付近に当たる高地。酸素濃度が薄く、空気抵抗が少ないために球が飛びやすく、前日の試合は両軍合わせて計11本塁打が飛び交う乱打戦となっていた。

この日先発したダルビッシュも“打者天国”と言われる同地で苦戦。初回いきなり1番ラモント・ウェードに先頭打者本塁打を許すと、2回にも6番J.D.デービスに右越えソロを浴びた。3回は無失点で切り抜けたものの、4回には先頭ミッチ・ハニガーにソロアーチを被弾し、後続に適時打も喫した。

4回までに4失点と苦しいマウンドとなったダルビッシュだったが、5、6回は無失点に抑えて復調。結局、6回97球を投げて9安打(3本塁打)4失点、9奪三振でまとめ、試合を作った。

■コーチのアドバイスで修正

米地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』などによると、ダルビッシュは「今日は6回まで投げたが、何よりチームが勝利したことがボクにとって大きな意味を持っている」と振り返りつつ、空気が薄かったためイニング間に酸素補給していたことも明かしたという。また、地元メディア『KTLA5』もダルビッシュのコメントを伝えており、「最初の本塁打は本当に驚いたが、ルーベン・ニエブラ投手コーチからアドバイスをもらい、落ち着いて投げることができた」と話した。

試合後には自身のツイッターを更新したダルビッシュ。「標高がどうとかよりまず球場のサイズが鎌ヶ谷(古巣・日本ハムの2軍施設)なんですよね笑」とつづり、球場自体が狭かったことを紹介。続けて「球は変化しない、硬めの人工芝だからゴロでも失速しない、定位置の外野フライホームラン、相手メジャーリーガー、酸素不足なのにピッチクロック、暑い、鎌ヶ谷」と記したが、最後には「ネガティブに見えますがメキシコでは私生活でも野球でも本当にいい経験が出来ました」とし、関係者への配慮も忘れなかった。

打者有利の地で見事な修正能力を発揮したダルビッシュ。2勝目は逃したものの、今後に期待が持てる投球内容だった。

◆【実際の映像】「サイズが鎌ヶ谷なんですよね」ダルビッシュ有、標高2200メートル、メキシコ登板での奮闘劇

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文●SPREAD編集部