【RIZIN.42】山本アーセン、3年ぶり復帰戦Vで大号泣 リングサイドの母・美憂と抱き合う

 

【RIZIN.42】山本アーセン、3年ぶり復帰戦Vで大号泣 リングサイドの母・美憂と抱き合う
勝利を収めた山本アーセン(C)RIZIN FF

RIZIN.42」は6日、東京・有明アリーナで開催され、第4試合「伊藤裕樹 vs. 山本アーセン」は、山本アーセンが判定(3-0)で勝利した。

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■2019年6月以来のRIZIN3勝目

加藤ケンジに1ラウンドKO負けを喫した2020年8月「RIZIN.22」以来、怪我の影響もあり欠場が続いていた山本が、2年9カ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。

試合序盤からリング中央をとった山本が組み付きつつヒザを入れるなど伊藤を圧倒。積極的に攻め続け、伊藤に得意の打撃を放つ間も与えなかった。

第2ラウンドも早々にテイクダウンを奪うと山本が終始試合をコントロールした。最終ラウンド開始のゴングが鳴ると、伊藤が一発逆転を掛けて切れ味鋭い打撃を振るうも、山本が持ち前のレスリングで攻め、再び主導権を奪取。15分にわたり伊藤の良さを殺し、アグレッシブに攻め続けた山本が判定3-0で2019年6月以来のRIZIN3勝目を手にした。

試合前に山本は「これでもし何もできないまま、しょっぱい試合したら辞めてやろうと思っているくらい、今回の試合に賭けている」と語っていた。

リングサイドで試合を見守った母・山本美憂は涙を流し、引き上げきたアーセンと抱き合い、会場のファンからは温かい拍手が贈られた。

山本はMMA9戦4勝(2KO)5敗、ティム・エスクトゥルースに1ラウンドKO勝ちとした2019年6月「RIZIN.16」以来の勝利となった。

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文●SPREAD編集部