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【ヴィクトリアM/枠順】上位人気2頭は“勝率0%”の試練 人気以上に走る「好枠」に警戒

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第18回ヴィクトリアマイル(GI、芝1600m)の枠順が12日、発表された。

牝馬二冠馬スターズオンアースは1枠2番、連覇を狙うソダシは8枠16番、前走・東京新聞杯からの巻き返しを狙うナミュールは6枠11番、昨年の安田記念を制したソングラインは3枠6番に入った。

ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。

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■6枠はナミュールよりも…

1番人気が予想されるスターズオンアースが入った1枠は【0.0.3.17】勝率・連対率0.0%、複勝率15.0%と優勝がゼロ。同枠に1番人気が入ったことがないが、昨年の2番人気ソングラインが5着、2020年の3番人気ラヴズオンリーユーが7着のように3番人気以上が馬券に絡む事が出来ていない。

2頭に共通していたのが、上がり3Fタイムが5位以下という点。これは、東京競馬場がAコースからBコースに替わることにより内に入ろうする馬との位置取りがうまくいかず、末脚が発揮できなかったのかもしれない。もしかしたら、スターズオンアースもコース取りによっては、末脚が不発が起きるかもしれない。

[ヴィクトリアマイル]過去10年の枠順傾向

こちらも人気が予想されるソダシが入った8枠も【0.2.2.26】勝率0.0%、連対率6.7%、複勝率13.3%と、勝てていない。先行で馬券に絡む事が出来たのは、2020年の4番人気サウンドキアラのみで、21年の2番人気レシステンシアは6着に敗れている。

ナミュールナムラクレアが入った6枠は【2.1.0.17】勝率10.0%、連対率・複勝率15.0%。優勝した2頭は共に先行馬だった。後方からの競馬を得意とするナミュールよりも、前目の競馬をしたことがあるナムラクレアに警戒が必要か。

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最多4勝の3枠には、スタニングローズソングラインが入った。昨年は4角4番手から4番人気のソダシが、2021年は4角10番手から上がり最速でグランアレグリアが優勝している。また、馬券に絡んだ5頭には4角10番手以内という共通点があった。

警戒したいのが平均人気10.5だが、平均着順8.4と大きく上回っている5枠だ。優勝こそ無いが、昨年は18人気のローザノワールがハナ差の4着に、2017年には11番人気デンコウアンジュが2着に入っている。今年、クリノプレミアムサブライムアンセムが波乱を巻き起こすかもしれない。

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文●SPREAD編集部


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