【ヴィクトリアM/穴ライズ】単勝オッズ“2桁”の盲点 「この条件がどハマりの可能性」

 

【ヴィクトリアM/穴ライズ】単勝オッズ“2桁”の盲点 「この条件がどハマりの可能性」

■ナムラクレア

昨夏の函館スプリントS以降、短距離戦線にシフトすると、同レースで重賞2勝目をマーク。次走の北九州記念では前が壁になる不利があって3着、そして次々走のスプリンターズSでは大外を回らされる展開に泣いて5着と連敗を喫したが、今年初戦となった2走前・シルクロードSでは、鋭く伸びて半年ぶりの勝利を飾っている。

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メイケイエールに次ぐ2番人気に支持された前走・高松宮記念は、中団外めから流れに乗ると、大きく横に広がった直線で満を持してゴーサイン。鞍上のゲキに応えて力強く脚を伸ばしたが、先に抜け出したファストフォースを捕えきれず、1馬身差の2着に敗れた。惜しくも戴冠まであと一歩のところまで迫ったが、スプリント戦線の一線級を相手にきわどい勝負ができており、目下充実期を迎えた印象。条件が合えばGIでも互角以上の勝負ができる脚力を持っている。

この馬の取捨選択の焦点は、何といってもマイル戦への距離延長だろう。キャリア12戦のうちマイル戦は3度経験しており、昨年の桜花賞ではスターズオンアースから0秒1差の3着に好走。決して守備範囲外とは思えない上に、スプリント戦で道中の早い流れを経験し続けただけに、マイル戦に戻って追走が楽になることも。この条件がどハマりの可能性は十分にありそうで、一発のシーンに注意しておきたい。

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著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。