今週は東京競馬場で安田記念（芝1600m）が行われる。GI馬10頭が参戦と例年稀に見る豪華メンバーが集まった今年。ハイレベルの混戦、いう言葉がしっくりくるような印象にあり、波乱決着も頭に入れておきたいところだ。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「穴馬データ」としてウインカーネリアンを取り上げる。
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■2走前のパフォーマンスは鮮烈
ドバイ遠征を経て帰国初戦が豪華メンバーのGI。昨年のマイルCS12着の結果から人気ガタ落ちが予想される1頭だが、今回は舞台替わりに一筋の光を見出すことができる。
・左回りの芝1600m成績【3.0.0.1】
このなかには斤量58キロでの東京新聞杯勝利実績も含まれる。典型的なサウスポーだ。
前述の東京新聞杯は1000m通過57秒1での逃げ切り勝ち。そのラップに近い数字を刻みつつ重賞で掲示板内に入った馬はロゴタイプやアエロリット、ミナレットなどGIの舞台で激走した馬がズラリと並んでいる。
揉まれない競馬ができる分、外枠はむしろ歓迎。JRA通算1000勝にリーチがかかる鞍上・三浦皇成の手腕にも注目したい。
◆【安田記念2023予想／追い切り診断】シュネルマイスターを上回る「S」の最高評価 「自分の走りに集中し文句なし」
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安田記念2023予想コラム一覧
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▼穴馬予想
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▼その他、過去10年データ傾向
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◆【脚質傾向】セリフォスやシャンパンカラーに“黄信号” 4角7番手以下の「一手先」に警戒
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2023安田記念－注目馬分析編」
著者プロフィール
田原基成（たはらもとなり）●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。
