スポーツメディア『The Athletic』が現地時間5月31日、今季のリーガ・エスパニョーラのベスト11を発表。日本代表MF久保建英が選出された。
レアル・ソシエダから、今年ベスト11に選ばれたのは久保1人だけ。11人のうちFCバルセロナから7人(マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ロナルド・アラウホ 、アンドレアス・クリステンセン 、アレックス・バルデ、フレンキー・デ・ヨング、ペドロ・ゴンサレス・ロペス、ロベルト・レヴァンドフスキ)、レアル・マドリードから2人(エデル・ガブリエウ・ミリトン、ヴィニシウス・ジュニオール)、アトレティコ・マドリードから1人(アントワーヌ・グリーズマン)という構成になった。
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■来季のチームはマドリード次第
『The Athletic』の記事に対し、スペインメディアの『エル・ムンド・デポルティボ』は、「今季のレアル・ソシエダの素晴らしい成績をもたらした選手」として久保の名前を挙げ、レアル・ソシエダ人気がスペイン国内はもちろんスペイン国外にも広がった原動力と評価した。
現在、そんな久保の来季について、スペインのスポーツメディアの大半は、久保がレアル・ソシエダに残ることになると予想をしている。しかし、その一方で、イタリアのナポリが久保の獲得に関心を示しているという記事もみられるが、久保の売却権を維持しているレアル・マドリードの判断が、最終的に久保の来季のチームを決定することになるとしている。
その一方で、久保自身はレアル・ソシエダ残留を表明していることもあり、現状では、スペインメディアは久保の移籍の可能性は低いとみているようだ。
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文●對馬由佳理(スペイン在住)