【MLB】大谷翔平、先発投手パワーランキングで再浮上 公式サイトは「4試合で10奪三振以上はメジャー最多」と高評価

 

【MLB】大谷翔平、先発投手パワーランキングで再浮上 公式サイトは「4試合で10奪三振以上はメジャー最多」と高評価
エンゼルスの大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が1日(日本時間2日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「3番DH」で先発出場し、5打数1安打だった。

期待された3試合連続本塁打は不発に終わり、打率は.267となった。重要なア・リーグ西地区同士の対戦は5-2でアストロズが勝利した。大谷は2日(同3日)、今季6勝目をかけて同カードで先発登板する。

◆14年ぶり戴冠“侍ジャパン戦士”シーズン序盤通信簿・投手編 MLB関係者を驚かせたピッチャー陣の活躍

■被本塁打0が続き防御率2.91に低下

同地区対決に敗れて4位に後退したエンゼルス。再浮上すべく、明日2日(同3日)は大谷がマウンドに上がる。この試合前にはブルペンに入り35球ほど投げ、登板に備えた。

大谷は5月16日のボルチモア・オリオールズ戦で5勝目を挙げてから2試合登板したが、いずれも白星から見放されている。しかし、投球内容は改善。ビッグイニングを作られるケースが続いていたが、ここ2登板は被本塁打も0で切り抜けた。

安定感を取り戻した大谷の投球をMLB公式サイトも再評価。今季4回目の「先発投手パワーランキング」を掲載し、10位タイに選出した。前回発表ではランク外となっていたが、記事は「大谷を長い間ランキングから外しておくことはできない。前回は外れてしまったが、今回は5月を締めくくる素晴らしい先発登板を見せ、すぐに戻ってきた。大谷は防御率を3.00以下に戻し、現在は2.91となっている」と指摘。その上で「彼はア・リーグトップの90奪三振を記録。4試合で10奪三振以上をマークしており、これは今季メジャー最多」と称賛した。

ポストシーズン争いに留まるためにも大谷の奮投は必須。昨季王者相手にどんな投球を見せるのか注目される。

ちなみに、「先発投手パワーランキング」のトップは好調タンパベイ・レイズをけん引するシェーン・マクラナハンで8勝1敗、防御率2.07となっている。

◆14年ぶり戴冠“侍ジャパン戦士”シーズン序盤通信簿・野手編 好調のMLB組と不調かこうプロ野球組

Advertisement


◆大谷翔平、3戦連発ならずもレジェンド、レジー・ジャクソンが「奇跡だ」と絶賛惜しまず

◆日本人野手5月の通信簿 大谷翔平は“通算OPS 1.101”の6月猛チャージへ

文●SPREAD編集部

スクロールすると広告の後にコンテンツが続きます