【今週の決戦】夏場を占うパ・リーグ首位攻防戦のキーマン、ソフトバンク近藤健介 vs. オリックス頓宮裕真

 

【今週の決戦】夏場を占うパ・リーグ首位攻防戦のキーマン、ソフトバンク近藤健介 vs. オリックス頓宮裕真

PayPayドームで、福岡ソフトバンクホークスオリックスバファローズ、1ゲーム差での首位攻防戦が行われる。

両チームともに交流戦11勝7敗、今季の対戦成績は4勝4敗1分けと互角。5月14日以来の対戦は、果たしてどう展開されるのか。

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■注目の首位攻防戦でリーグ戦が再開

ソフトバンクの注目は近藤健介だ。

今季は61試合に出場し、打率.285、本塁打10、打点38。交流戦では18試合で12球団トップの打率.413をマークし、本塁打5、打点15と大暴れ。リーグ戦再開後も、この勢いを継続できるか。今季のオリックス戦は、9試合で打率.250(32打数8安打)、本塁打2、打点8と堅調。初戦に登板予定の山本由伸には5打数無安打2三振と抑え込まれており、幸先よく快音を響かせたいところ。

一方のオリックス注目は、頓宮裕真だ。

大卒5年目の今季、55試合に出場して打率.344、本塁打7、打点24と打撃覚醒。規定打席到達者で唯一の3割超え、目下パ・リーグ首位打者を独走中だ。月別に見ると、4月が打率.269と低調も、5月に打率.369、さらに6月は打率.373と絶好調をキープ。今季ソフトバンク戦では7試合で打率.417(24打数10安打)の好相性を誇っており、今カードでの爆発も大いに期待できる。

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交流戦を終え、リーグ戦再開と同時に行われる大事な首位攻防戦。「近藤 vs.頓宮」、どちらのバットがチームに勢いを付けるのか。今後の優勝争いを左右する重要な戦いになる。

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提供●Baseball Times