トロント・ブルージェイズの菊池雄星は25日(日本時間26日)、本拠地で行われたオークランド・アスレチックス戦に先発登板。7回を投げ、2安打8奪三振1失点の好投で今季7勝目を挙げた。
◆【実際の映像】自己最多タイ7勝目の菊池雄星、快投劇で見せたこの日8個目の三振 ガッツポーズも飛び出す
■本塁打以外はほぼ完ぺきな内容
今季16度目のマウンドに上がった菊池は、序盤から味方のリードに支えられ、自身も4回途中までパーフェクトに抑えるなど安定した投球を続ける。
6回にトニー・ケンプにソロ本塁打を許したが、それ以外はほぼ完ぺきな内容。7回を投げ終えたところで後続にマウンドを託した。
菊池は7回101球(ストライク63球)を投げ、2安打2四死球8奪三振1失点の内容で、防御率は3.75に。今季7勝目を手にした。
菊池の好投にはMLB公式サイトも賛辞を惜しまず「菊池はブルージェイズの一員として最高のスタートを切り、驚きのシーズンを続けている。ブルージェイズにおいて菊池ほど明らかな自信を備えてる投手はいない」と評した。
菊池はこれで、2021年のシアトル・マリナーズ時代に記録したメジャーでの自己最多タイの勝利数に並んだ。MLB公式は「菊池は最初から才能はもっていた」と入団当初からの潜在能力を発揮していると言及していた。
今季、日本人単独トップの7勝目と好調を維持する菊池。32歳を迎えた左腕がメジャー5年目にして真価を発揮している。
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文●SPREAD編集部