目次
■エルトンバローズ
昨年10月のデビュー戦でさっそく2着に好走したものの、そこから足踏み。結局、初勝利を挙げたのは今年4月に行われた前々走の未勝利戦で、初白星まで5戦を要した。気性が幼く、成長途上だが、ポテンシャルは高い。
◆【ラジオNIKKEI賞2023予想/WIN5予想】メインは“想定2桁”の先行3頭で高配当狙い CBC賞は実力重視の「一点突破」
前走は京都芝1600mの1勝クラス。すんなり好位に収まると、逃げ粘るシルヴァーデュークを力でねじ伏せ、未勝利戦から2連勝を飾った。勝負どころではやや手応え劣勢になるなど、怪しい部分は残っているが、エンジンに火が着いてからの伸び脚はなかなかだった。
近2走はいずれもマイル戦だったが、2連勝の内容はまだ余力を感じさせるもので、1ハロンの延長も問題なさそう。父ディープブリランテ×母父ブライアンズタイムの血統らしいしぶとい先行力が武器。グラニットら前が飛ばす展開は合う。中間の動きも良く、3連勝で重賞勝ちまであっていい。
ラジオNIKKEI賞 予想コラム一覧
◆【穴ライズ】想定“10人気”前後の盲点 「近走の成長ぶりは見逃せない」
◆【WIN5予想】メインは“想定2桁”の先行3頭で高配当狙い CBC賞は実力重視の「一点突破」
CBC賞2023 予想コラム一覧
▼騎手データ
◆【騎手データ】想定“8人気”前後に騎乗の若手J 中京芝1200mは「走らせ方をよく知っている」
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】エイシンスポッターを上回る「S」の最高評価 「秋GIへ向け仕上げに余念なし」
◆【追い切り診断】マッドクールに迫る高評価は前走大敗馬 「若々しい脚力を大いにアピール」
◆【追い切り診断】重賞“初出走”でも「A」の高評価 「前走より格段にいい状態で勝ち負けも」
◆【追い切り診断】重賞3着で注目の人気馬が辛口「B」 「時計と終いの伸びはインパクト不足」
▼データ攻略
◆【データ攻略】人気落ち確定の刺客に「2.2.0.0」 “間違いなく買い”のタイミングで馬券的妙味は十分
◆【データ攻略】重賞初V狙う一角は“勝率100%”条件に該当 「見逃し厳禁」3走前のパフォーマンス
◆【データ攻略】「押さえておくべき」6歳馬の一角 「2.1.0.2」の数字に隠された濃厚な中身
◆【データ攻略】前走2桁着順でも“データ派は買い”の一手 「4.1.1.2」該当の穴馬が急浮上
▼血統傾向
◆【血統傾向】“勝率46.2%”が示す重賞初制覇の可能性 「突き抜ける確率は高い」
◆【血統傾向】「4.2.0.8」のデータで急浮上 期待度は「夏競馬で一気に跳ね上がる」
▼穴馬予想
◆【穴ライズ】単勝オッズ“2桁”想定の刺客 「開幕週の馬場で再浮上」
◆【危険な人気馬】重賞初制覇を狙う4歳馬は“消し” 中京での「レース展開に泣く」
▼その他、過去10年データ傾向
◆【脚質傾向】開幕週でも“差し・追込”優位の中京開催 マッドクールは2、3着止まりか
◆【前走ローテ】人気のマッドクールに“黄信号”か 前走OP・L組の「買いと消し」データとは
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。