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【MLB】大谷翔平の移籍先候補トップにテキサス・レンジャーズ浮上 米メディア「デグロムの穴を埋めるのは彼」と期待大

 

【MLB】大谷翔平の移籍先候補トップにテキサス・レンジャーズ浮上 米メディア「デグロムの穴を埋めるのは彼」と期待大
大谷翔平(C)Getty Images

8月1日のトレード期限が迫る中、大谷翔平ロサンゼルス・エンゼルス)の去就を巡り、報道がヒートアップしている。移籍先候補としてロサンゼルス・ドジャースやニューヨーク・ヤンキースなどの名前が取り沙汰されているが、米メディア『CBS SPORTS』は18日、ア・リーグ西地区で首位を走るテキサス・レンジャーズを最有力チームとして指名した。

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■ファームシステム充実、交換要員に困らず

『CBS SPORTS』は「大谷翔平のトレード先候補29球団をランキング。ヤンキースとドジャースがトップ10入りもア・リーグ候補の後塵を拝している」との見出しを掲げ、記事を公開した。

記事は冒頭、「エンゼルスは今後2週間以内にフランチャイズ史上最も重要な決断を下すことになるかもしれない」と指摘。「今季終了まで大谷を手放すことはない」としていた球団が方針を変更し、今夏のトレードに応じる可能性について言及した。

その上で「では、大谷を獲得するのに最適な球団はどこだろうか」と提示し、エンゼルス以外のメジャー29球団を獲得の可能性が高い順にランク付けした。

その結果、移籍先候補トップに推されたのはレンジャーズ。記事は「ジェイコブ・デグロムがキャリア2度目のトミー・ジョン手術を受け、今季の残り試合を欠場する。デグロムほどの投手の代役を探すのは基本的に不可能だが、大谷ならそれができる」とし、サイ・ヤング賞を2度獲得した大エースの役割を大谷に期待した。

さらに、レンジャーズはファームシステムが充実しており、大谷の交換要員として求められる若手有望株は潤沢。彼らの放出を躊躇するようなことはしないと説明し、交渉の席でエンゼルスのリクエストを拒否することはないとした。

■三方丸く収まる唯一のチームとして評価

そのため、もしレンジャーズとエンゼルスの間で合意に達すれば、大谷はオフのフリーエージェント(FA)前に自身が望む“勝てるチーム”でプレーすることができる。そして、送り出すエンゼルスはレンジャーズから重要なパッケージを手に入れることができ、レンジャーズは世界最高の選手を獲得した上で地区優勝に迫ることが可能になる。つまり『CBS SPORTS』としては、三方丸く収まるチームはレンジャーズしかないとして、移籍先候補トップに指名した。

近年のレンジャーズは、デグロムのほかコーリー・シーガー、マーカス・セミエンら大物を積極補強し、ワールドシリーズ制覇への意欲を隠さないでいる。ここに大谷を加えて、盤石の態勢を構築するのか、注目される。

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ちなみに、続く2位にはボルチモア・オリオールズが入り、3位にタンパベイ・レイズ、4位ロサンゼルス・ドジャース、5位シンシナティ・レッズとなった。獲得の噂が絶えないヤンキースは7位となり、資金豊富なニューヨーク・メッツは今夏売り手に回ると予想され、19位にとどまった。

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文●SPREAD編集部