【中京記念/データ攻略】“馬券内率80%”該当馬が満を持して参戦 「まだバレていない穴馬」が波乱の使者に

 

【中京記念/データ攻略】“馬券内率80%”該当馬が満を持して参戦 「まだバレていない穴馬」が波乱の使者に

今週は中京競馬場でGIII・中京記念(芝1600m)が行われる。久々の中京マイル開催となる今年。酷暑のハンデ戦ゆえ穴馬の台頭にも気を配りたい一戦だ。

ここでは、中京芝1600mで施行された2012~2019年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「穴馬データ」としてウイングレイテストを取り上げる。

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■叩き2戦目はこの馬の得意ローテ

休み明けの前走米子Sは4着。GI馬も出走するメンバー相手では分が悪い印象も否めないが、見限るにはまだ早い。今回は臨戦過程にまつわるデータが追い風となる。

・叩き2戦目の成績【0.2.2.1】

馬券内率に換算すると80%。昨年8月もこのローテーションで叩き一変をはたしており、先週函館記念のルビーカサブランカ同様に叩き2戦目の鬼といって差し支えない成績だ。

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前述した米子Sは600m通過33秒7のハイペース。その展開で道中4番手を進み、直線半ばで先頭をうかがうシーンを作ったのは大きな収穫と言えるだろう。得意ローテでの参戦となる今回、穴妙味は十分だ。

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血統傾向

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。