25日から、京セラドーム大阪でオリックスバファローズ対福岡ソフトバンクホークスの2連戦が行われる。
今季の対戦成績は、首位オリックスが8勝6敗1分でリード。オールスターを挟みオリックスは5連勝中、3位ソフトバンクは泥沼の12連敗中と対照的な現状で直接対決を迎える。
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■絶対的エースを“カモ”とする牧原
オリックスの注目は、エース・山本由伸だ。
今季は13試合に登板して9勝3敗、防御率1.74と圧巻の成績。山本は、第1戦で先発が予定されている。今季ソフトバンク戦には4登板で3勝1敗、防御率2.77。6月23日の対戦では6回8安打4失点で黒星を喫したが、前回7月15日の対戦は8回6安打9奪三振1失点と抑え込んだ。後半戦初対戦となる今マウンドは、優勝争いで重要な意味を持つだろう。
何としても連敗を止めたいソフトバンクは牧原大成に期待したい。
今季ここまで63試合で打率.280、2本塁打、23打点と堅調だが、山本相手には前回対戦した7月15日の試合でマルチ安打を記録するなど、対戦打率.444(9打数4安打)をマーク。昨季も打率.400(15打数6)と結果を残しており、山本にとっては“天敵”と言える。
ソフトバンクは大型連敗を喫し、貯金3まで落ち込んだ。2夜連続のサヨナラ負けから立ち直ることができるか。まずは初戦、「山本vs.牧原」の対決に要注目だ。
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提供●Baseball Times