ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は25日(日本時間26日)、敵地でのデトロイト・タイガース戦に「2番DH」で先発出場。5回の第3打席に今季12個目の盗塁をマークしホームに生還するなど無安打ながら2四球1盗塁2得点の活躍でエンゼルスの勝利に貢献した。
◆【実際の映像】大谷翔平、初回の5試合ぶり36号同点弾は“わずか4秒”で着弾の低空飛行レーザー弾
■無安打もチャンスメークし2得点
前回のピッツバーグ・パイレーツ戦では3試合連続無安打を払しょくする、わずか4秒で着弾の36号弾丸アーチを放った大谷が、この試合では目と足でチャンスを広げた。
大谷は第1打席でフルカウントから四球を選び出塁。後続のマイク・ムスタカスのタイムリーでホームに生還し、チームの貴重な先制点に貢献した。
続く第2打席は左直に倒れるも、5回1死二塁のチャンスで迎えた第3打席、先発エデュアルド・ロドリゲスに9球を放らせフルカウントの末再び四球で出塁。その後ムスタカスの内野安打で二塁に進んだ大谷は三盗に成功し、今季12個目の盗塁をマークした。
さらに後続エデュアルド・エスコバーが左前へ安打を放つと、大谷は危なげなく生還しこの試合2得点目を挙げた。大谷の足にかき乱されたのか、一塁手がエラーで満塁を呼び込んだところで先発ロドリゲスは降板となった。
大谷は第4打席、第5打席は三振に倒れ、この試合無安打に終わったものの、2四球1盗塁2得点と要所でチャンスをものにしエンゼルスをけん引。
9回には2本のタイムリーで2得点を追加したエンゼルスが快勝するかと思われたが、3番手カルロス・エステベスが集中打を浴び4失点。土壇場で6-6の同点に追いつかれるも、延長10回ミッキー・モニアックの適時二塁打が決勝打となり、エンゼルスが7-6で勝利。カード初戦を白星で飾った。
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文●SPREAD編集部