ボルチモア・オリオールズの藤浪晋太郎は25日(日本時間26日)、敵地で行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦に7回から登板。2回を無安打3奪三振の無失点に抑えた。
◆【実際の映像】藤浪晋太郎、完璧リリーフ “メジャー最強捕手”リアルミュートから奪った100マイルでの空振り三振
■3試合目の登板で安定感
19日(同20日)にオークランド・アスレチックスから電撃トレードされた藤浪。ここまで2試合に登板し、連続で失点を喫していたが、3試合目の登板では安定感を見せた。
7回先頭打者を遊ゴロに打ち取ると、続くJ.T.リアルミュートから最速100.3マイル(約161キロ)の速球で空振り三振を奪い取り三者凡退で切り抜けた。続く8回もマウンドに上がった藤浪は、ブランドン・マーシュ、カイル・シュワバーから三振を奪うなど、無失点で2回を投げ終えた。
藤浪は打者6人に対し21球で無安打3奪三振の完璧救援。防御率は8.49。試合は8回にオリオールズが勝ち越し、藤浪は移籍後初勝利の権利を持ったが、3-2で迎えた最終回に後続が打たれ3-4で逆転サヨナラ負け。藤浪の移籍後初勝利はならなかった。
◆【実際の映像】藤浪晋太郎、完璧リリーフ “メジャー最強捕手”リアルミュートから奪った100マイルでの空振り三振
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文●SPREAD編集部