【今週の決戦】セ・リーグ真夏の“首位攻防戦”、大山悠輔の一振りで阪神首位奪還なるか 10連勝の広島・上本崇司に要警戒

 

【今週の決戦】セ・リーグ真夏の“首位攻防戦”、大山悠輔の一振りで阪神首位奪還なるか 10連勝の広島・上本崇司に要警戒

28日から、阪神甲子園球場阪神タイガース広島東洋カープの首位攻防3連戦が行われる。
阪神は貯金「12」のセ・リーグ2位、広島は貯金「14」で首位を快走する。今季対戦成績は、阪神が7勝5敗とリードしているが、広島は破竹の10連勝中と勢いに乗る。

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■両チーム、好相性の4番対決

阪神は主砲の大山悠輔に注目したい。

大卒7年目の28歳。入団以来、類稀な長打力を武器に4番打者として存在感を発揮してきた。今季は89試合で打率.283、12本塁打、52打点で、今季の広島戦は12試合で打率.302、2本塁打、8打点の成績を残している。前カード読売ジャイアンツとの3連戦では、第1戦、第3戦とアーチを放っており、今カードでの快音にも期待が高まる。

対する広島は上本崇司に注目だ。

大卒11年目32歳のベテランは、これまで内外野をこなす万能選手として評価が高く、昨季94試合に出場して規定打席未到達も打率.307をマークした。今季も様々な役割をこなし、61試合で打率.263、1本塁打、11打点。成績自体は平凡だが、対阪神戦には5試合で打率.417(12打数5安打)と当たっており、7月22日からは4番に座って存在感を見せている。

前日首位交代劇からの、真夏の天王山。不動の4番・大山に対して上本が今カードも4番として出場するのか。「大山vs.上本」が試合の流れを大きく左右するはずだ。

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提供●Baseball Times