7月11日(日本時間12日)にワシントン州シアトルのTモバイルパークで開催された、MLBオールスター2023。
前日ホームランダービーの舞台裏で、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平と“イチローの愛弟子”として日本でも知られる、シアトル・マリナーズのフリオ・ロドリゲスとの交流が報じられ話題となっている。
◆【実際の動画】先輩・大谷の激励にフリオもニッコリ、ホームランダービー舞台裏映像
■激励受け、ロドリゲスはメジャー新記録を達成
28日(同29日)MLB公式ツイッターに投稿された、1本の動画が反響を呼んでいる。
イベント前、室内で打撃練習をしている大谷の下へ訪れたロドリゲス。これからホームランダービーに出るので、場所を譲ってほしく声をかけたようだ。
「ショーヘイ。(キミを)死ぬほど愛してるけど、ウォームアップしなきゃいけないんだ」と近づくロドリゲス。「なんだ、打っちゃって。じゃあ」と笑顔で答える大谷。練習後には「勝てよ!」と激励を飛ばす一幕も。
大谷の激励が届いたのか、ロドリゲスは1回戦で優勝候補ニューヨーク・メッツのピート・アロンソを撃破した。制限時間内に32発、ボーナスタイムで9発を放ち、2019年にブラディミール・ゲレーロJr.が記録した40発を超え、新記録を達成。
2回戦では惜しくも敗れたもの、地元シアトルのファンを大いに沸かせるパフォーマンスを見せつけた。
普段メディアの前では見られない、大谷のフランクな一面を覗くことができる。シーズンでは敵として戦う、西地区ライバルのスター選手同士の交流に、思わず笑顔がこぼれたひとも多いだろう。
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文●SPREAD編集部