「のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」が30日、さいたまスーパーアリーナで開催される。今大会は「BELLATORパート」の5試合と「RIZINパート」の8試合で構成されており、休憩を挟んで舞台がケージからリングに入れ替わる仕様となっている。
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■堀口恭司は4度目の王座戴冠なるか、サトシは世界進出の再チャンス
「BELLATORパート」では堀口恭司と神龍誠によるBELLATORフライ級初代王者決定戦に注目したい。この大会で新たに新設されるベルトをかけて、ベテラン堀口とDEEP・米CFFCフライ級王座の“日米二冠王”神龍の日本人対決が実現した。10歳の年の差がある両者。下馬評では堀口優位だが、神龍は2018年4月から5年間負けなし、10連勝中と勢いのある若手なだけに今後のライト級をけん引する新王者が誕生する試合に期待したい。
さらにメインマッチでは「BELLATORライト級ワールドGP1回戦」が行われる。大会4日前に急きょAJ・マッキーの欠場と、RIZIN同級王者のホベルト・サトシ・ソウザの出場が発表された。サトシは強敵パトリッキ-・ピットブルを相手に初の5分5ラウンドに臨む。この試合の勝者が、BELLATOR現地大会で行準決勝の切符を手にする貴重な一戦。サトシは昨年の大晦日大会で黒星を喫した因縁の相手の代役として、ビッグチャンスをものにすることができるか。
■群雄割拠のRIZINフェザー級で4代目王者が決定
「RIZINパート」の要注目は、三大タイトルマッチ。1つ目は朝倉海の欠場により急きょ参戦の決まった扇久保博正と元Bellator世界王者のフアン・アーチュレッタによるバンタム級タイトルマッチ、2つ目はプロ無敗の2冠女王・伊澤星花と今年4月の「RIZIN LANDMARK 5」でRENAから一本勝ちを奪ったクレア・ロペスの女子スーパーアトム級王座決定戦だ。そして9日に急きょタイトルマッチに格上げとなった「朝倉未来 vs. ヴガール・ケラモフ」も見逃せない。
フェザー級王座は前回大会『RIZIN.43』で前王者クレベル・コイケの体重超過により、試合はノーコンテスト(無効試合)扱いとなり、現在空位。今回の試合の勝者が、第4代RIZINフェザー級王者となる。朝倉は前日計量で「調子いいです。明日KOします。チャンピオンになります」と必勝宣言。有言実行の王座戴冠なるか。
「RIZINパート」の3大タイトルマッチのほか、電撃参戦が決まったBELLATOR現フェザー級王者のパトリシオ・ピットブルと鈴木千裕の一戦など豪華カードが目白押し。リングファイトもケージファイトも楽しめる、格闘技の“真夏の祭典”に注目だ。
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文●SPREAD編集部