埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの2連戦が1日からベルーナドームで行われる。
西武は借金「11」のパ・リーグ5位。一方のソフトバンクは貯金「4」の3位だが、今季対戦成績は西武が7勝6敗でリードしている。第1戦で先発する両右腕対決に注目だ。
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■髙橋の3戦連続完封なるか
西武の先発予定は、髙橋光成。
今季ここまで17試合に登板して7勝6敗、防御率2.08の好成績。7月16日の北海道日本ハムファイターズ戦で9回4安打無失点、25日の千葉ロッテマリーンズ戦では9回5安打無失点とともに好投。2試合連続完封勝利を挙げている。今季のソフトバンク戦は3試合で1勝0敗、防御率1.42の好相性で、パ・リーグでは2011年の日本ハム・ダルビッシュ有(現サンディエゴ・パドレス)以来9人目、球団では1992年の郭泰源以来3人目の「3戦連続完封」の偉業に挑む。
対するソフトバンクの先発・有原航平も好調だ。
3年ぶりにNPBに復帰した今季、ここまで7試合で4勝2敗、防御率1.92。直近2試合を見ても、7月15日のオリックスバファローズ戦で7回7安打2失点、そして25日に再び迎えたオリックス戦では、9回6安打無失点の完封勝利を挙げた。8回2安打1失点と好投した6月30日以来、今季2度目の西武戦で、相手エース・髙橋に投げ勝てるか。
両チームのゲーム差は「7.5」。西武はAクラス入りのために、是が非でも今カードで連勝したいところ。「髙橋vs.有原」の緊迫の投手戦に期待したい。
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提供●Baseball Times