【MLB】「過小評価されている」大谷翔平、三冠も視界の“高打率”に現地記者注目 独走39本塁打含む打撃三部門トップ3入り

 

【MLB】「過小評価されている」大谷翔平、三冠も視界の“高打率”に現地記者注目 独走39本塁打含む打撃三部門トップ3入り
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は、2日(日本時間3日)に敵地で行われたアトランタ・ブレーブス戦に「2番DH」で先発出場。3打数2安打1四球の活躍で打率を.307に上げた。

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■7月の月間MVP受賞で自身4度目

この日発表された7月の月間MVPに名を連ね、6月に続き2カ月連続、自身4度目の受賞となった大谷。ブレーブスとの3戦目となったこの試合でも好調を維持する。

初回1死走者なしで迎えた第1打席、大谷はジョニー・チリノスが投じた7球目のスプリットをライト前へ。連続試合安打を「7」に伸ばす。さらに大谷は、6回無死一塁で迎えた第3打席でもチリノスの初球のシンカーを捉え、今季32度目のマルチ安打とした。

チームは5-12で敗れたものの、大谷は3打数2安打1四球で打率は.307に上昇しア・リーグの3位に。リーグトップの39本塁打、同2位の81打点と並び、打撃三部門でリーグのトップ3に顔を出した。

この大谷の高打率に注目したのが現地紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』のエンゼルス番記者を務めるジェフ・フレッチャー。自身のSNSで第1打席後に「彼のシーズン指標で過小評価されているのは打率.304を打っていることだ。メジャーで3割を打つ資格のある打者は10人しかいない」とつづり、高打率をキープする大谷を評価している。

独走状態にある本塁打王レースだけでなく、打点や打率でもタイトル争いに絡めるか。大谷の8月以降の活躍からも引き続き目が離せない。

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文●SPREAD編集部