【MLB】大谷翔平、緊急降板直後の“激走”で球場騒然 今季14個目の盗塁と同点生還に「MVPコール」

 

【MLB】大谷翔平、緊急降板直後の“激走”で球場騒然 今季14個目の盗塁と同点生還に「MVPコール」
今季14個目の盗塁から同点のホームを踏んだ大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は3日(日本時間4日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH・投手」で先発出場。4回好投も緊急降板した大谷は5回の第3打席に申告敬遠で出塁すると今季14個目の盗塁をマークし、後続のタイムリーでホームに生還。同点のホームを踏んだ。

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■緊急降板も“足”で追いつく

前日のアトランタ・ブレーブス戦では、3打数2安打1四球の活躍で打率を.307に上げた大谷。21度目の投打同時出場を果たしたこの日は、第1打席にも右前打を放ち8試合連続安打をマークしたほか第2打席は四球、第3打席は申告敬遠で3打席連続出塁と投打で躍動している。

投手としては4回3安打無失点と好投も、右手と指のけいれんで急きょ降板。しかし直後に迎えた5回の第3打席、申告敬遠で出塁すると今季14個目の盗塁をマーク。後続のC.J.クローンが中前打を放つと、大谷は快速を飛ばして、一気に同点のホームを踏んだ。大谷の激走に、場内からは「MVPコール」が巻き起こった。

さらにマイク・ムスタカスの適時打でクローンも生還。大谷が火付け役となりエンゼルスは2-1と逆転に成功。大谷はここまで1打数1安打1得点、2四球(1敬遠)、1盗塁で打率は.308に上昇している。

なお途中降板となった投手・大谷は初回から100マイル(約160キロ)超えを連発。2回にはキャリア600奪三振をマークし、4回までを3安打4奪三振無失点に抑える好投で、防御率3.32とした。

試合は6回終了時点2-1でエンゼルスがリードしている。

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文●SPREAD編集部