4日から、横浜スタジアムで横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガースの3連戦が行われる。
阪神は貯金「15」のセ・リーグ首位、DeNAは貯金「3」の3位でAクラス対決を迎える。今季対戦成績は阪神が9勝6敗とリードしているが、DeNAは優勝争いに食らい付けるか。
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■初戦、苦手の先発相手に先手を打つのは…
DeNAの注目は主砲の牧秀悟だ。
新人から2年連続20本塁打以上を放った男は、今季ここまで不動の4番打者として94試合に出場して打率.281、17本塁打、60打点の好成績。阪神戦に限っては14試合で打率.352の好相性で、4本塁打、12打点をマーク。今カードでも快音連発が期待できる。
対する阪神の注目は、近本光司だ。
今季ここまで84試合に出場して打率.278、5本塁打40打点。7月2日の巨人戦で死球を受けて右肋骨骨折の重傷を負いながらも、22日に戦列復帰。1番打者として5試合連続マルチ安打を記録するなど、再び元気な姿を見せている。DeNA戦は11試合で打率.391の好相性(0本塁打、8打点)を誇る。
両者の第1戦先発予定投手との今季対戦成績を見ると、牧は村上頌樹に3打数無安打、近本は東克樹に4打数無安打と、ともにノーヒットに抑えられている。「牧vs.近本」、どちらのバットが先にチームを勢い付けるか。
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提供●Baseball Times