先週に引き続き、今週も新潟・札幌の2場開催。暑い時期ながら、6鞍行われる新馬戦には、魅力あふれる若駒たちが顔を揃えた。
今回は今週の2歳戦(芝・ダート)の中から、東西の注目すべき2頭をピックアップして、勝負できるか否か、その能力を分析する。
◆【POG2023-2024】日曜札幌5Rの良血馬に“星3”辛口評価 「良くなるのは先か……」
■サフィラ
新馬勝ち期待度 ★★★★★
牝 (栗)池添学
父:ハーツクライ 母:サロミナ
5日新潟2歳新馬(芝1600m)でデビュー。全兄が2019年朝日杯FSを制したサリオス、半姉に20年府中牝馬Sを勝ったサラキアがいる良血で、本馬もシルクレーシングにて総額7000万円(1口14万円)で募集されたように、期待の大きさが伺える。7月12日に入厩し、ここまでの追い切り本数は少なめだが、1週前追い切りは、栗東CWコースで6F81秒0-11秒5と好時計をマーク。2日の最終追い切りは坂路で53秒9-12秒0をマークし、態勢は整っている。
兄姉で勝ち上がった5頭中4頭はデビュー勝ちを果たしており、いかにも新馬向きの血筋。父ハーツクライにとってはラストクロップで、本馬にかかる期待は大きく、ここまで2歳戦で勝ち名乗りを上げていない父に、世代最初の勝利をプレゼントしたい。
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レパードステークス2023 予想コラム一覧
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追い切り診断
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データ分析
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穴馬情報
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血統傾向
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著者プロフィール
石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。