ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は4日(日本時間5日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に「2番DH」でスタメン出場する。
大谷は、前日の試合で今季21度目のマウンドに上がるも、右手と指の痙攣のため4回59球で降板。打席には立ち続け、今季40号アーチ含む2打数2安打1打点1盗塁と奮起した。
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■途中交代が続き、体調面での不安も…
相手先発ルイス・カスティーヨは、今季22試合に先発し7勝7敗、防御率2.88。横手から投げる、平均球速96.3マイル(およそ155キロ)の威力あるフォーシームを軸に、キレのあるスライダーとチェンジアップ、速いシンカーで打者を打ち取るエース右腕だ。大谷は過去9打席対戦して、8打数3安打1四球。6月9日(同10日)の対戦ではチェンジアップを捉え、センターへ豪快なアーチを放っている。
大谷は、記録的な活躍を見せた6月に続いて7月も打撃好調。2カ月連続で月間MVPを獲得するなど、勢いはとどまるところを知らない。一方で、激闘の疲れが顕著に見え始めており、7月27日(同28日)のデトロイト・タイガース戦では「両足の痙攣」で途中交代。前日のマリナーズ戦でも、4回を投げ終えたところで「右手と指の痙攣」で降板と、体調面が懸念される。
エンゼルスは大事な4連戦初戦を落とし、ワイルドカード争いでも窮地に追い込まれた。満身創痍でもグラウンドに立ち続ける大谷の特大アーチに応える勝利で、ポストシーズン進出圏内に踏みとどまりたい一戦だ。
■エンゼルスのラインナップ
1番 SS レンヒフォ
2番 DH 大谷
3番 1B クロン
4番 3B ムスタカス
5番 2B ドルーリー
6番 CF モニアック
7番 RF レンフロー
8番 C サイス
9番 LF グリチャック
先発投手 デトマーズ
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文●SPREAD編集部