【PGA】“崖っぷち”の松山英樹、「前回2位タイ」得意のTPCサウスウィンドで上位進出なるか

 

【PGA】“崖っぷち”の松山英樹、「前回2位タイ」得意のTPCサウスウィンドで上位進出なるか
松山英樹(C)Getty images

PGAツアーのプレーオフシリーズ初戦「フェデックス・セントシュード選手権」は10日、TPCサウスウィンド(テネシー州/7243ヤード、パー70)で開幕。フェデックスカップポイントランク上位70名によって争われるプレーオフシリーズの第1戦には、現在フェデックスカップランキング57位の松山英樹が出場する。

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松山が第2戦の「BMW選手権」に出場するためには、最低でも今大会でベスト10入りを果たし、フェデックスカップポイントランキングを50位以内まで上げなければならない。

後がない松山は、今週末どんなプレーを見せてくれるのか。

■得意のコースで猛チャージなるか

会場となるTPCサウスウィンドは、11番パー3のアイランドグリーンが象徴するように、グリーン周りやコースに沿って設置されている池が特徴的なコース。特にインコースのパー3は2ホールともグリーンが池に囲われており、攻略にはショットの方向性や距離感、風の計算なども重要となる。

松山が2021年にTPCサウスウィンドで行われたフェデックス・セントシュード選手権に出場した際は、難関であるインコースのパー3を見事に攻略し通算16アンダー、2位タイでホールアウト。4日間を通してインのパー3でボギーを叩いたのは一度のみであり、このパー3だけで2つスコアを縮めていた。このことからも松山のショット力の高さが同コース攻略に有効であることがわかる。

今年も松山のショット力は衰えておらず、ショットの貢献度を測るストロークゲインド:アプローチザ・グリーンでは11位を記録。持ち味であるショットがブレなければ上位進出の可能性は非常に高い。

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ここでフェデックスカップポイントランキングを上げることができなければ、今季のプレーオフシリーズは終了という崖っぷちの松山。正念場で松山らしさを見せることができるか注目したい。

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文●SPREAD編集部