【MLB】大谷翔平「2番DH」 “過去2発”のリーグ最強右腕から41号アーチでチーム3連勝なるか

 

【MLB】大谷翔平「2番DH」 “過去2発”のリーグ最強右腕から41号アーチでチーム3連勝なるか
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平 (C) Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は11日(日本時間12日)、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に「2番DH」で先発出場する。

前カード、サンフランシスコ・ジャイアンツとの3連戦では、大型連敗を止めるタイムリーや今季10勝目を挙げる好投など、投打で抜群の存在感を見せた。

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■アストロズ復帰のバーランダーと激突

相手先発ジャスティン・バーランダーは今季16試合に先発。6勝5敗で防御率3.15。今季はニューヨーク・メッツに所属していたが、チームが低迷し、トレード期限で古巣アストロズに復帰。シーズン序盤の不調を物ともせず、7月に4勝を挙げて防御率1.69をマーク。昨季のア・リーグサイヤング賞に相応しい投球を取り戻した。

フォーシームは平均94.2マイル(およそ151.6キロ)と全盛期ほどではないが、キレのあるボールは健在。大谷は過去20打席対戦し4安打、2018年にはチェンジアップ、19年はフォーシームを捉えて本塁打を放っている。

エンゼルスは、ポストシーズンに向けて大補強を敢行するも、8月は悪夢の7連敗スタート。ようやく泥沼を脱出し2連勝中だが、依然ポストシーズン進出には厳しい状況。ア・リーグ西地区で2位につけるアストロズとの3連戦、そして首位テキサス・レンジャーズとの対戦も控えており、今季最大の正念場を迎える。

大谷は6月7月と連続で月間MVPを受賞し、8月も打率.323と好調をキープ。“最強右腕”を攻略し、7試合ぶり41号アーチで窮地を乗り切れるか。

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■エンゼルスのラインナップ

1番 SS レンヒフォ
2番 DH 大谷
3番 2B ドルーリー
4番 3B ムスタカス
5番 1B クロン
6番 CF モニアック
7番 RF レンフロー
8番 LF グリチャック
9番 C ウォラック
先発投手 デトマーズ

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試合情報

アストロズ-エンゼルス
8月12日(土)9:10(日本時間)試合開始
中継情報:NHK BS1、JSports 4

文●SPREAD編集部