卓球の「WTTコンテンダーリオデジャネイロ」は12日、男女のシングルス準決勝が行われた。
◆【実際の映像】早田ひな、貫録のオールストレートで決勝へ 欧州女王スッチに見せた戦い
■日本勢女子唯一のエントリー
女子では日本勢唯一のエントリーで第1シードの早田ひな(日本生命)は準々決勝まですべてストレート勝ちで準決勝へ。ヨーロッパ女王のベルナデッテ・スッチ(ルーマニア)と対戦した。
準決勝でも早田の安定感は変わらず。第1ゲームを11-8でものにすると、第2、3ゲームもそれぞれ11-7、11ー6で奪取し3-0で試合終了。オールストレート勝ちで決勝進出を決めた。
また、男子では世界ランキング134位の松島輝空(木下アカデミー)が快進撃。2回戦では東京五輪韓国代表の李尚洙を下していたが、準々決勝では五輪2大会メダリストのベテラン、ドミトリ・オフチャロフ(ドイツ)に3-2、準決勝では趙勝敏(韓国)とまたもフルゲームの激闘を演じ、3-2で決勝進出を決めた。
早田は決勝でリンダ・ベリストローム(スウェーデン)と、松島はマティアス・ファルク(スウェーデン)と顔を合わせる。男女アベック優勝なるか期待が高まる。
◆【実際の映像】早田ひな、貫録のオールストレートで決勝へ 欧州女王スッチに見せた戦い
◆【実際の映像】松島輝空の快進撃が止まらない 韓国の趙勝敏を下した準決勝の戦い
◆早田ひなが伊藤美誠を撃破し優勝「壁を乗り越えられた」 パリ五輪レース独走も「今は目の前の試合でいっぱい」
文●SPREAD編集部