22日から、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの3連戦が行われる。
ロッテは貯金「8」のパ・リーグ2位、ソフトバンクは貯金「3」の3位。両チームのゲーム差2.5、今季の対戦成績、ロッテが9勝6敗1分けとリードしている中で迎えるAクラス対決となる。
◆【今週の決戦】「DeNA・今永昇太 vs. 広島・菊池涼介」8月巻き返しはかるキーマン対決、優勝争い生き残りなるか
■夏場に好打連発、巻き返しのキーマンに
ロッテの注目は荻野貴司だ。
プロ14年目の今季、ここまで通算26試合で打率.273、0本塁打、12打点。4月の肉離れで長期離脱を強いられたが、7月25日に1軍復帰を果たして以降、徐々に調子を上げると、8月は15試合で打率.305(59打数18安打)をマークしている。直近10試合で見ると打率.359となり、20日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では4安打の固め打ちを披露した。今季のソフトバンク戦は6試合で打率.208という数字だが、現在の調子ならばリードオフマンとして大いに期待できる。
一方、ソフトバンクでは柳町達に注目したい。
プロ4年目の今季は80試合に出場して打率.274、0本塁打、25打点。シーズン序盤から激しいレギュラー争いで出番は限られていたが、しっかりと結果を残すと、8月は15試合で打率.350(40打数14安打)をマーク。前カード、埼玉西武ライオンズとの3連戦では、3試合連続のスタメン出場で9打数4安打と好調。今季のロッテ戦は9試合で打率.280だが、現在の調子ならば快音連発が期待できる。
首位のオリックス・バファローズがマジック点灯を目前としている中、どちらのチームが“猛追”を仕掛けるのか。8月に入って好調な「荻野 vs. 柳町」の外野手対決がカギを握る。
◆【今週の決戦】「DeNA・今永昇太 vs. 広島・菊池涼介」8月巻き返しはかるキーマン対決、優勝争い生き残りなるか
◆細川成也と大竹耕太郎は“大化け” 伸び悩む選手のため球界で求められる「成功事例」の共有
◆ヤクルト石川雅規救援登板の謎 先発投手「通算200勝達成プロジェクト」のひと幕か…
提供●Baseball Times