【キーンランドC/血統傾向】距離短縮の重賞馬に食指 種牡馬データが示す「コース適性」に期待

 

【キーンランドC/血統傾向】距離短縮の重賞馬に食指 種牡馬データが示す「コース適性」に期待

27日に札幌競馬場で行われるキーンランドC(GIII、芝1200m)の「血統傾向」を分析する。

2018年以降のキーンランドCで3着内に入った種牡馬データを集計、下記の成績表をもとに推奨馬を紹介する。

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■「スピードの持続力」に富んだストームバード内包馬

種牡馬データを見ると、ロードカナロアが最多の2勝をマーク。それに加えてヨハネスブルグやShamardalなど、ストームバードの血を引く馬達が好成績を収めている。

キーンランドCの3着内種牡馬

キーンランドCの3着内種牡馬(2018~22年)

札幌芝1200mで行われるキーンランドCは、スタートから最初のコーナーまで約410mもの長い直線が続き、加えてコーナーも緩やかなため、序盤からペースは速くなりやすいコース形状。

さらに最後の直線は短く、序盤のハイスピードに追走できて、後半でもスピードを維持できる能力が重要なコース。そのため「スピードの持続力」が豊富なストームバード内包馬が、多くの好走を果たせるのだろう。

今回は母父にストームバード系のストームキャットの血を持つ馬から推奨馬をピックアップしたい。

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■ナムラクレア

ナムラクレアはデビューから3戦目の小倉2歳Sを制すると、その後、3歳時には桜花賞で3着に入り、古馬になってからも2走前の高松宮記念で2着と、長い期間にわたり第一線で活躍を続けている実力馬だ。

前走のヴィクトリアマイルは、久々のマイル戦だったが、向こう正面で接触する不利もあって、8着に敗戦。今回のレースでは適性距離の戻っての仕切り直しの一戦となる。

そんなナムラクレアに血統面のデータで推せるポイントを発見した。父ディープインパクト系×母父ストームバード系の牝馬は、2018年以降、芝の1200m戦に出走すると【18.17.13.95】、勝率12.6%、複勝率33.6%、単勝回収値90という好成績を残しているように優れたスピードを受け継いでいることがわかる。

なかでも、注目すべきは札幌実績。その実績は【2.0.3.6】、勝率18.2%、複勝率45.5%。単複の回収値もそれぞれ110、159とコース相性が高いことを示している。

ナムラクレアは今回が初めての札幌挑戦となるが、函館スプリントSを制しているように洋芝への適応は問題ない。また、上記の血統データからもこのコースへの適性が示唆されており、上位人気は濃厚だが、信頼度が高い本馬を軸候補として推奨したい。

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文●中井達也(SPREAD編集部)