【Tリーグ/卓球】張本智和、コロナ陽性からの“復活白星”に「負けも想定していた」と安堵 次戦へは「自分のプレーができれば大丈夫」と自信

 

【Tリーグ/卓球】張本智和、コロナ陽性からの“復活白星”に「負けも想定していた」と安堵 次戦へは「自分のプレーができれば大丈夫」と自信
琉球アスティーダの張本智和 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2023-2024シーズン」は26日、グランフロント大阪で行われ、琉球アスティーダとT.T彩たまが対戦。4-0で琉球アスティーダが勝利した。

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■曽根相手にフルゲームで辛勝

3番手のシングルスで登場した張本智和は、曽根翔相手にフルゲームにもつれ込んだものの、最後はものにして3-2で勝利。チームを白星に導く活躍を見せた。

張本は試合後、新型コロナウイルスの陽性反応よる体調不良に苦しんでいたことを明かし、「体調不良から明けてまだ3日くらいしか試合をしてないですが、それ以上に曽根選手がよくて負けも想定してたのでよかった」と安堵の表情。

苦しい試合の勝因に「4ゲーム目からより攻撃的なプレーができた。リスクを負いながら攻めれたのでそれがうまくはまりましたし、曽根選手も驚いたと思うので、そこで5ゲーム目に入る時は心理的に優位だった」と冷静に分析した。

万全な状態じゃない中での勝利に、「この状態で勝てたのはかなり自信になった。次3日後の試合とかはよくしていけると思う。相手も今日と同じく強い相手が続きますけど、自分の状態さえ上がれば相手どうこうより、自分のプレーができれば大丈夫」と自信のコメント。次の試合に向けて前を向いた。

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文●SPREAD編集部