ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は25日(日本時間26日)、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に「2番DH」で先発出場。
3回の第2打席で千賀滉大からライトへ強烈な二塁打を放ち出塁、チームの先制点を演出した。
◆【実際の動画】軽く振ったように見えて…驚異の185キロ弾!大谷翔平、“千賀打ち”二塁打で先制点を演出
■右肘靭帯損傷も…打球初速は変わらず
大谷は23日(同24日)の登板で右ひじ内側側副靭帯(UCL)を損傷。チームには引き続き帯同、今後の方向性が決まるまで打者として出場を続けている。
大谷は3回の第2打席、相手先発・千賀の4球目カットボールを捉えると、右翼手の頭上を超える二塁打に。この当たりが打球初速115.4マイル(約185.7キロ)をマークすると、MLB公式サラ・ラングス記者ら複数名がすぐさま反応。今季115マイル超えの打球10本目は、ニューヨーク・ヤンキースの“怪力”ジャンカルロ・スタントンの12本に続く、メジャー2位の記録とのこと。
また、エンゼルス番のジェフ・フレッチャー記者はSNSで、「115マイル超えのボールを10本も打っていないチームが27チームある」と驚きを隠さなかった。
故障を押しての強行出場に、周囲からは不安の声も多く挙がっていたが、変わらぬ“弾丸”ヒットで結果を残してみせた。
試合は5回裏が終了。現在エンゼルスが2-1でリードしている。大谷はここまで千賀と3打席対戦し、1打数1安打2四球。打率.306。
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文●SPREAD編集部