ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は25日(日本時間26日)、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に「2番DH」で先発出場。3回の第2打席で千賀滉大から右翼へ強烈な二塁打を放つなど、2打数1安打3四球でチームの連敗ストップに貢献。
また、この試合でエンゼルスの新人ノーラン・シャヌエルがダメ押し適時打を放ち、メジャーデビューから7試合連続安打の活躍を見せた。
◆【実際の動画】新人シャヌエル“技アリ”適時打で貴重な3点目を演出、メジャーデビューから7試合連続安打
■同僚オホッピーもシャヌエルを称賛「すごく良い子」
左打ちの強打者シャヌエルは、今夏エンゼルス・ドラフト1巡目(全体11位)の一塁手。指名時には地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」の取材に応じ、「トラウト、ショウヘイらとともにプレーしたい。彼らのチームメイトになって前進していきたい」と並々ならぬ想いを語っていた。
シャヌエルは、この日「1番一塁」で先発出場。エンゼルス1点リードの9回表2死一、三塁で迎えた第4打席、中堅へ技アリの適時打を放ち貴重な追加点を演出。メジャーデビューからここまで7試合で打率.348、リードオフとして最高の働きを果たしている。
試合後には日本メディアのインタビューにも応じ、「ゴーストフォークを見逃そうという作戦だったが、我々の多くが三振をとられてしまった。敬意を表したい」と、この日初対決となったメッツ千賀の好投を称賛。
また、同じ新人のローガン・オホッピーはシャヌエルを「状況にあったプレーをしてくれる、すごくいい子」と評し、その活躍を労った。
試合はエンゼルスが3-1で逃げ切りで勝利。シャヌエルの活躍などで連敗を「4」でストップした。
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文●SPREAD編集部