長崎とPayPayドームで行われる、福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズの3連戦。
ソフトバンクは借金「1」のパ・リーグ3位、オリックスは貯金「28」の首位。先週、ソフトバンクは1勝5敗、オリックスは5勝1分け。さらに2分けを挟んで8連勝中と対照的なチーム状況にあるが、今季対戦成績は9勝9敗1分けの五分となっている。
◆【今週の決戦】“月間打率.361”DeNA牧秀悟、首位阪神の独走阻止なるか 木浪聖也との「8月好調対決」にも注目
■8月好調のふたりに注目
ソフトバンクの期待は柳田悠岐だ。
今季ここまで111試合に出場して打率.303、18本塁打、66打点。オリックス戦は19試合で打率.320、3本塁打、15打点の好相性を誇っている。先週は打率.200と大人しかったが、長崎開催から始まる今カードでは調子を取り戻したいところ。豪快なアーチ連発で一気に20本塁打到達を期待したい。
一方のオリックスは、中川圭太に期待だ。
今季ここまで109試合に出場して打率.263、12本塁打、47打点。8月に入ると22試合で打率.298、5本塁打、16打点と存在感を増している。特に先週の6試合は打率409と絶好調。今季のソフトバンク戦は対戦打率.178だが、相性の悪さを覆してくれるはずだ。
オリックスは優勝マジック「22」が点灯中で、一方のソフトバンクはAクラスながら借金「1」という状況。もう“負けられない”ソフトバンクの巻き返しなるか。「柳田vs.中川」の3番打者対決がカギを握る。
◆【今週の決戦】“月間打率.361”DeNA牧秀悟、首位阪神の独走阻止なるか 木浪聖也との「8月好調対決」にも注目