【新潟記念/データ攻略】サリエラ以外の人気馬に“連対率7割超” 「開催最終週だから買える」騎手の正体は

 

【新潟記念/データ攻略】サリエラ以外の人気馬に“連対率7割超” 「開催最終週だから買える」騎手の正体は

今週は新潟競馬場で新潟記念(芝2000m)が行われる。目下2年連続で10番人気以下が勝利を飾っており、荒れるレース傾向は明らか。フィナーレを迎える夏の新潟開催での波乱決着も想定したいところだ。

ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「プラスデータ」としてマイネルウィルトスを取り上げる。

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■連対率は7割超え

1年ぶりのレースとなった前走函館記念は2着馬とタイム差なしの4着。さらなる上積みが期待されるここは人気の一角が予想されるが、今回は乗り替わりがプラス材料となりそうだ。

・M.デムーロ騎手騎乗馬の成績【2.3.0.2】

このなかには12番人気1着マイネルファンロンも含まれる。M.デムーロと新潟記念は抜群の相性を誇る組み合わせと言えよう。

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好データが生まれた背景として考えられるのは、新潟記念の施行時期。開催最終週の芝外回りで行われる当レース、前述のマイネルファンロンのような外差し決着が珍しくなく、大外一気の進路を選択するケースが目立つM.デムーロの騎乗スタイルとマッチするのだろう。奇しくも今回、マイネルウィルトスが入ったのは8枠14番。待望の重賞初勝利に向けた準備は万端だ。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。