卓球の「第26回アジア卓球選手権大会」は3日から韓国・平昌にて行われる。今大会は来年のパリ五輪代表選考ポイントの対象大会となっており、優勝争いとともに注目を集める。
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■平野は張本美和とのダブルスでも出場
パリ五輪選考レースでトップを走る男子の張本智和(智和企画)と女子の早田ひな(日本生命)は、2位以下に大差をつけての独走態勢。
今大会では来年のパリ五輪行きを見据え、中国勢を中心とした強豪相手にどのような戦いを見せるのか。団体、シングルスではエース格の2人は混合ダブルスでの金メダル奪取にも期待が高まる。
注目は熾烈を極める女子の戦い。シングルスに出場する平野美宇(木下グループ)と伊藤美誠(スターツ)はパリ五輪選考ポイントで2位(400)、3位(369.5)につけており、両者の差は「30.5」。今大会でこの差にどのような変動が見られるのかはパリ行きをかけたなかでカギを握る。
また平野は団体、シングルスと並び、女子ダブルスにもエントリー。木下アビエル神奈川ではチームをけん引する張本美和(木下アカデミー)とコンビを組むなかで、どのような戦いを見せるのかは興味深い。
男女の団体、シングルス、ダブルス、さらに張本と早田の混合ダブルスでメダル獲得が期待される日本勢。まずは2日に決定するドローでどのような組み合わせとなるか注目したい。
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文●SPREAD編集部