【MLB】千賀滉大の「落差122センチ」フォークに打者驚愕…キャリア3度目“12奪三振”でリーグ3位の防御率3.08

 

【MLB】千賀滉大の「落差122センチ」フォークに打者驚愕…キャリア3度目“12奪三振”でリーグ3位の防御率3.08
ニューヨーク・メッツの千賀滉大 (C) Getty Images

ニューヨーク・メッツ千賀滉大は1日(日本時間2日)、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に先発登板。7回を投げ、5安打1失点。

メジャーでのキャリア最多に並ぶ、今季3度目の12奪三振をマークし、マウンドを降りた。

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■“エース”の貫禄で相手打者を圧倒

今季25度目のマウンドに上がった千賀は、初回から2三振を奪う快調な滑り出し。4回表にJ.P.クロフォードからソロ本塁打を被弾するも快調に飛ばし、8人の打者から三振を奪う投球。5月17日(同18日)、7月5日(同6日)に続く今季3度目キャリア最多タイの12奪三振をマークした。

現地でも千賀の代名詞となった決め球の“ゴーストフォーク”が、この日も相手打線を翻弄。MLB公式『Baseball Savant』によると、落差が最大で48インチ(約122センチ)を計測。全12奪三振のうち7個がフォークボール、わかっていても打てない“魔球”が巻き起こす奪三振ショーに本拠地球場は割れんばかりの大歓声に包まれた。

千賀は7回104球を投げ、5安打1失点12奪三振の快投。打線の援護なく勝ち星こそつかなかったものの、防御率3.08まで向上。ナ・リーグ防御率争いでも3位をキープしており、サイヤング賞レースにも参戦しそうな勢いだ。

試合は2-1でメッツが勝利。同点の終盤8回裏にダニエル・ボーゲルバックの適時打で勝ち越し、接戦を制している。

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文●SPREAD編集部